「 トリップ倶楽部 」は主に「 旅行 」というテーマを扱っているサイトになります。
したがって、いつも当サイトをご覧くださっている方々は、旅行好きの人が多いと思います。
ですが残念ながら、「 旅行なんて嫌いだ! 」という人もこの世の中にはいます。
みなさんの周りにも旅行が嫌いな人はいませんでしょうか?
ちなみに、僕は旅行が大大大好きです!!
今回は、「 旅行嫌い・旅嫌い 」というテーマをを取り上げていきたいと思います。
勘違いしていただきたくないのは、今回の記事はなにも旅行嫌いの人を批判していく内容ではありません。
今回の記事はこんな人に向けての内容になっています。
- 旅行嫌いの人
- 旅行が嫌いになってしまった人
- 少しは旅に憧れを持っている人
- 旅行好きの人
旅行嫌いの人にはその気持ちに寄り添うように、少しでも旅に憧れを持っている人にはその背中をポンッと押せるような、そんな記事にしていきたいと思っています。
ぜひリラックスして読んでいってください。
そして、旅行好きのみなさん!
この機会に旅行嫌いの人の気持ちをできるだけ理解して、いつかはこっちの世界に招待できるようにしっかり準備をしていきましょう!
1旅行が嫌い!旅行嫌いな人の本音とは?
「 旅行なんて嫌いだ! 」とはいっても、その裏には人それぞれのさまざまな理由があります。
なのでここでは、旅行嫌いの人たちの本音に迫っていきたいと思います。
でもその前に、旅行嫌いな人がどれだけいるか気になりませんか?
日本の人の半数は旅行が嫌いなんじゃないか、はたまたもっと多かったりして・・・
それでは、まずは旅行嫌いの人がどれくらい多いのか、どのくらいの割合でいるのかを知っておきましょう。
旅行嫌いな人の割合は?女性と男性の違い
旅行が嫌いな人の割合はどれくらいいるのでしょうか。
男女別で見ていきますね。
なお、これから扱うデータはJTBやマイナビ、リサーチプラスの結果を引用しています。
では、それらのデータをもとに考察していきましょう。
旅行嫌いな女性の割合
399人中、旅行が好きな女性は90%、旅行が嫌いな女性は10%という結果になっています。
女性のうちの10%は旅行が嫌いなんですね。
旅行嫌いな男性の割合
残念ながら男性の割合を調べているサイトは見つかりませんでした。
それでも、男性の旅行には特徴があるようでした。
圧倒的に海外旅行に行く人が少ないです。
女性の海外旅行率は40.5%なのに対し、男性は18.4%と明らかに海外旅行を拒んでいます。
しかし、「 ひとり旅 」というテーマで調べてみると、
ひとり旅が好きな女性は7.3%なのに対し、男性は22.1%という結果になっています。
この結果から、男性の方がひとり旅が好きなようです。
以上のことをまとめると、女性は海外旅行を好み、男性はひとりでの国内旅行を好む傾向があるといえます。
別な言い方をすれば、女性はひとりでの国内旅行を嫌い、男性は海外旅行を嫌う傾向にあるともいえます。
旅行が好きじゃない理由
ここでは、旅行が嫌いな人の気持ちを理解するために、その理由を1つ1つ見ていきましょう。
旅行が嫌いな人には共感できる部分があるかもしれません。
もし共感できたところは、よく覚えておいてくださいね。
旅行が嫌いな理由や原因がわかれば、克服するチャンスを見出せるかもしれません。
また、旅行が好きな人は「 へぇ~そういう人もいるんだ 」という気持ちで見ていきましょう。
旅行するのが不安
旅行というのは、普段いる場所から離れてしまうことです。
居心地の良くて安心できる場所から離れてしまうのは、誰にとっても不快ですし不安にもなりますよね。
また女性なら「 誰かに襲われたらどうしよう 」とか思います。
海外旅行なら「 刃物で刺されたり、スリにあったりしたらどうしよう 」とか「 言葉が通じなくてコミュニケーションに困ったらどうしよう 」とか、不安になる要素はたくさんあります。
国内旅行でいえば、「 ホテルの予約を間違えてたらどうしよう 」「 電車に乗り遅れたらどうしよう 」とかも不安になりますよね。
旅行にはハプニングがつきものです。
結果的に、旅行の楽しさ<不安になってしまい、旅行を嫌いになってしまうんです。
そもそも旅行するお金がない
旅行ではかなりの金額を消費します。
交通費、ホテル代、レストランでの食事代、施設の入場料などなど・・・
そもそもお金がなかったら、日々の生活で精一杯で、旅行に行く余裕なんてありません。
旅行するのが面倒くさいから
旅行するのが面倒くさいという理由もあります。意外とこの理由が最も多いのです。
旅行に行くには、荷造り、パスポート申請、ホテルの予約、観光地の下調べ、計画、帰ってきた後の片付けなどしなくてはならないことが山盛りです。
それを億劫に感じている人にとっては、旅行なんて面倒くさいこと以外の何ものでもありません。
旅行に行くと疲れるから
旅行に行くと疲れてしまうという意見もあります。
- 乗り物酔いで体調が万全でない
- 詰め詰めのスケジュールにぐったりしてしまう
- 荷物が重くて肩がこる
- 長時間の移動で、移動疲れする
- はしゃぎすぎて遊び疲れする
また複数人で行く旅行なら気を遣わなくてはなりませんし、精神的にも滅入ってしまいます。
旅行の後は日々の生活が待っていますし、疲れるくらいなら旅行なんて行きたくないと思ってしまいますよね。
旅行先の治安が心配だから
特に海外では治安の悪いところがあります。
- 鋭利な刃物で刺されたり脅されたりするんじゃないか
- 事件やテロに巻き込まれるんじゃないか
- スリにあってお金を盗まれるんじゃないか
- お金をぼったくられるんじゃないか
こんな治安の悪いところに行くくらいなら、治安の良い日本にいた方がましだと思ってしまいますよね。
旅行先の食事が口に合うかどうか心配だから
1日3回の食事が口に合うかどうかも重要なポイントですよね。
海外ではお世辞にも美味しいとはいえない料理があります。
日本食が大好きな人も多いですし、そんな美味しくない海外料理を食べるよりは日本食の方が良いという意見も納得です。
一緒に旅行に行ってくれる人がいないから
周りに一緒に旅行に行ってくれる人がいないという理由もあります。
もし仲の良い旅行好きな友だちや彼女がいたとしても、スケジュールが合わなかったりしたら難しいです。
かといって、ひとり旅は寂しい、怖い、むなしいというイメージもあってできそうにありません。
「 ひとり旅 」については以下の記事でまとめているので、もし興味があれば参考にしてみてくださいね。
家が好きだから
家でゆっくりゴロゴロ。家が好き。家にいるだけで十分だって人もいます。
いわゆるインドア派の人たちですね。
アウトドア派がいればインドア派もいます。外に出るくらいなら家にいたいと思うのは納得できますね。
価値観の違い
旅行に対してはさまざまな価値観があります。
- 交通費に数万~数十万かけるなんてバカらしい
- ホテル代が高い。家にいたらもっと安いのに
- レストランが割りに合わない。自炊の方が格安で美味しい料理が食べられる
こういった価値観を持っている人は、旅行に行くことすらバカらしく思えますよね。
旅行嫌いに見られる5つの特徴
ここでは、旅行嫌いの人に多い特徴を5つご紹介していきます。
有名な観光地ばかりに行く人
まず1つ目に、有名な観光地ばかりに行く人が多いです。
有名な観光地につきものなのが、長蛇の列、高価な食事やお土産、高い入場料やチケット、歩くのも窮屈な人の群れです。
これでは、いくら旅行に行っても楽しくないですよね。ただの時間とお金の浪費です。
一方で、旅行好きの人の多くは、観光地の周辺や何もなさそうなところをぶらぶら自由に歩きます。
あえて目的地を決めないのです!
その方が、意外と新しい発見や面白いものに出会えることが多いのです。
他人に助けを求めることになれていない人
2つ目に、助けを求めることに慣れていないことがあげられます。
誰でも自分の失敗をみられるのは恥ずかしいですし、そんな愚かな思いはしたくないですよね。
でも、旅には迷子や混乱などの失敗がつきものです。何も計画通りに進むなんてことはありえません。
だからこそ、現地の人に尋ねたり、困った時は近くの人に助けを求めることが必要なのです。
それができない人は、なかなか旅行に行くのをためらってしまうかもしれませんね。
現地の言葉がしゃべれないと不安を抱えている人
現地の言葉がしゃべれないから海外にいくのが怖いという方も多いです。
実際は、ジェスチャーなどでクリアできることも多いですし、日本語をしゃべれる現地の人もいたりします。地元の人の行動を真似たらOKだったなんていうこともあります。
つまり、なんとかなるんです!
ですが、一度も海外に行ったことがない人は、最初はすごく不安ですよね。
これまでずっと日本で暮らしてきたのですから、自然といったら自然なことです。
すぐに「旅行に行けるお金なんてない」と言う人
旅行に行けるお金なんてないという人も多いです。
確かに、飛行機や新幹線代、ホテルや旅館の宿泊費、テーマパークのチケット代、外食費など、かなりの金額になります。
本当は、青春18きっぷで交通費を格安にできたり、ポイントで宿泊費が安くなったりと、工夫すれば旅行費はいくらでも減らすことができます!
そして、いかに安く旅行をするかを考えたりするのが楽しかったりもするのです。
また、日常から離れられる、異文化を学べる、新しい体験ができる、新しい自分と出会えるなど他にもメリットはたくさんあるんです!
ですが、旅行嫌いの人はそれらのメリットに目が行かず、お金の心配ばかりしてしまいがちです。
この項目で出てきた「 青春18きっぷ 」「 旅の魅力 」は以下の記事で触れているので興味のある方はぜひご覧ください。
とにかく日本から出ることが怖い人
最後に、とにかく日本から出ることが怖いという人がいます。
子どもの頃や若い時は好奇心旺盛で、その時に海外旅行と出会っていたら良かったのかもしれません。
大人になるにつれて、海外旅行はだんだんと怖くなっていくものです。
今までずっと日本で暮らしてきたのですから、無理もありません。
居心地の良い日本という国が好きすぎて、海外に出ることに不安や恐怖を感じてしまうのです。
2旅行が嫌いになった人の体験談を紹介!
それでは、実際に旅行が嫌いな人もしくは身近に旅行嫌いな人がいる方の体験談を紹介していきます!
Twitterで皆様の声を集めました!
やっぱり旅行が嫌いだ。
何が楽しくてみんな旅行なんか行ってるのか…
家にいるのが一番。#旅行嫌い— と (@ttrakno) October 23, 2019
これが時差ボケというやつなのでしょうか……眠れない、頭痛い、お腹の調子悪い、微熱続きです。仕事だから行ったけどもう二度と行きたくないw#時差ボケ #フライト #ニューヨーク #旅行嫌い
— Saiko Nakano (@saiko_nakano) November 14, 2017
今日は姉達と子供と茨城に1泊旅行。
私にはハードルの高い行事・・・
子供が喜ぶから 頑張るけど既に心が折れそう。
引きこもりたい・・・(( ̄_|#インドア #家好き #旅行嫌い— ゆう (@VSD36btYU4oq9nv) August 9, 2019
今年度もシジミ先輩は大学でよくつるんでるグループの沖縄旅行へは帯同しなかった。#旅行嫌い
— 🐇🐉🍑こま🍑🤖🐊 (@4ever_booska) February 23, 2015
3旅行が嫌いな人の心理とは?
これまでの内容から考察すると、事前の準備や計画をめんどうくさがる人が多いように思われます。
また、社員旅行や集団旅行など他人と一緒に旅行をすると気を遣って疲れるし、めんどうだという声が多いように思いました。
その上で、旅行のデメリットであるお金の心配やアクシデントなどの不安に注意が向いていたり、もともとインドア派であるという人が多く見受けられました。
4旅行嫌いを克服!旅行嫌いな原因を解消しよう
ここまでで旅行が嫌いな人の心理が理解できました!
次は旅行嫌いを克服していきましょう!
なんて張り切っていますが、そんなにすぐに克服できるものでもありません・・・
「 へぇ~、こんな考え方もあるんだ 」くらいに思ってくれたら嬉しいです。
旅行の「面倒くさい」を解消!
旅行の「 面倒くさい 」を解消していきましょう!
旅行前の荷物を準備するのが大変...
持って行く物リストを作って、なるべく荷物を減らそう!
持って行く物リストを作るのは最初だけ面倒ですが、あとあと楽になってきます。
大切なことは、「 絶対に無いと困るもの 」を重要視するということです。
極端な話、スマートフォン、財布があればなんとかなります!
最低限の持ち物リストを作っておけば、旅行に行く準備も簡単ですし、面倒になりません。
旅行前の計画を立てるのが面倒くさい...
計画を立てるのをやめましょう!
旅行会社にプランをお任せしちゃうか、無計画で旅に出ましょう。
ノープランの旅ほど自由なものはないですよ!
旅行後、帰国してからの片付けが面倒くさい...
事前にやっておけることをやっておきましょう!
出発前に食器は全て洗っておくとか、洗濯物は干しておくとかです。
また、ホテルのクリーニングサービスを利用するのも便利ですよ。
旅行先で洗濯できるので、帰った時の洗濯の量が少なくなります。
旅行した後ものすごく疲れる...そんな悩みを解消!
旅行した後の疲れを無くす方法を見つけていきましょう!
旅行すると気疲れしてしまう...
不安要素を無くすために、旅行会社を頼りましょう!
「 ホテルちゃんと予約できてるかな 」「 あの電車に乗らないと 」「 飛行機に間に合うかな 」そんな心配ばかりしてたら気疲れしてしまいますよね。
でも、旅行会社にプランをお任せしたら最適なスケジュールを組んでくれるので全く心配いりません!
長距離移動に疲れてしまう...
しっかり寝ましょう!もしくは近場で旅行をしましょう!
長距離移動はゆっくり休めるチャンスです。しっかり睡眠を取りましょう。
耳栓、アイマスク、ネックピローなどの安眠グッズを持っておけばある程度どこでも睡眠が取れます。
また、どうしてもダメだという方は長距離移動のいらない近場で旅行を考えましょう。
旅行中遊び疲れてしまう...
1日の予定を詰め過ぎないようにしましょう!
おすすめなのは、1日1個の目的にすることです。そうして当日はその目的地周辺でぶらぶら散策したり、ゆっくりランチを食べたりします。そうすると余裕ができて遊び疲れしにくくなります。
また、夜はしっかり寝ましょう。興奮してなかなか眠れないかもしれませんが、夜更かしをしないことで翌日に疲労を残さないようにできます。
自分のペースで思う存分観光できない...
朝夜のルーティンがおすすめ!そしてひとり旅も!
朝夜のルーティンを変わらずすることで自分のペースを乱すことなく旅行ができます。例えば、朝、歯磨きを10分以上する人は旅行中でもなるべくそれをします。また、夜の風呂上がりのストレッチが習慣の人はそれをしっかりやります。そうすることで、メリハリができ、自分のペースを守ることができます。
また、他人との行動でペースが乱れるという方には、ひとり旅がおすすめです!
ひとり旅についての魅力はこちらでまとめているので、ぜひご確認ください!
新しい場所にストレスを感じてしまう...
徐々に行ける範囲を広げていきましょう!
例えば、まずは徒歩圏内で行けるところを探してみる。そして慣れたら、次は電車で1時間のところを観光してみる。
こういった風に行ける場所をどんどん広げていってみましょう。目指せ海外!
海外だと言葉が通じなくて疲れ果ててしまう...
指差し会話帳やワンフレーズ簡単英会話などを活用しよう!
今は便利な本がたくさん出版されています。英語や現地の言葉が喋れなくても、本を活用してコミュニケーションの壁を乗り越えていきましょう。
以下がおすすめの本です。
旅行に対する価値観を変えてみよう!
旅行に対する価値観を変えてみましょう!
飛行機代や新幹線など交通費がもったいない!
未経験の地への入場料と考える!
高くつく飛行機代や新幹線代は、非日常を経験するための費用として考えましょう!
そこで得られた思い出はとても貴重なものです。
経験にお金を使った方が人生の満足度も高まります!
また、新幹線を安く乗る方法もたくさんありますよ!
ぜひ、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。
ホテル代など、宿泊費がもったいない!
安いホテルを探してみよう!
今やカプセルホテルやゲストハウス、ドミトリーなどわずか数千円で泊まれる宿泊施設も少なくありません。
ネット比較をして「 いかにして安く泊まるか 」を考えながらホテルを探すのも意外と楽しいですよ。
観光地に行っても感動できない...
ガイドブックを捨てちゃいましょう!
観光地に行っても感動できない人は、まずガイドブックを捨てましょう。写真ではキレイな所だったり息をのむような場所であっても、実際に行くと「あれっ?」っていうことも多いです。
でも、ガイドブックを捨てると先入観がなくなるので観光地へのハードルがぐっと下がるんです。
すると、ありのままの景色や料理、雰囲気を味わえるようになります。
このように、観光地に行っても感動できない人は事前のリサーチなどはやめて、冒険タイプの旅行にしてみましょう!
5旅行が嫌いだっていいじゃないか!
いかがだったでしょうか。
旅行が嫌いな人の心理と理由についてまとめていきました。また、その克服法についても提案していきました。
旅行が嫌いだっていいんです。
ちょっとした散歩だって、毎日の通勤ルートだって、小さな旅行です。
遠回りしてみた、普段と違うルートを通ってみた、それだけでも新しい発見があります。
みなさんのすぐそばに旅と旅行は潜んでいます。
旅行が嫌いな人も、少しずつでいいので、自分だけの旅や旅行を見つけていきませんか?