シンガポールの厳しい法律を徹底調査!そこには深いワケや面白い文化があった!
シンガポールの厳しい法律を徹底調査!

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みなさん、シンガポールという国はご存じでしょうか。

近々シンガポールに旅行する方もいるかもしれません。

 

シンガポールについてどんなイメージを持っていますか?

 

有名なマーライオン、面積が小さい、法律が細かくて厳しい、などいろいろなイメージを持っているかと思います。

こう考えると、あまりシンガポールについて知っていることって少なくないでしょうか。

 

知っているようで知らないシンガポール

その中でも、今回この記事では、シンガポールの厳しい法律についてまとめていきたいと思います。

 

シンガポールの法律について知ることで、シンガポールの面白い文化や、法律が厳しい理由について理解できると思います。

旅行する際の参考にもなるので、ぜひ最後までご覧ください!

1シンガポールはどんな国?

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正式名称はシンガポール共和国です。

サンスクリット語でライオンという意味の「 獅子 ( シンハ ) 」と「 町・都 ( プーラ ) 」が語源となり、シンガポールという国名になりました。

 

シンガポールはマレー半島の先端にある国土約719km2の小さな島国で、面積は東京23区とほとんど同じくらいです。シンガポールの西端から東端まで自転車で1時間くらいと言われれば、その小ささがよりわかるかと思います。

2019年時点でシンガポールの人口は約564万人、約1/3が外国人で構成されています。

 

シンガポールは多民族国家で、公用語は英語、中国語、マレー語、タミル語の4つがあります。

宗教も多くあり、仏教、イスラム教、キリスト教、ヒンドゥー教などさまざまです。そのため、街中にはお寺や教会、モスクなどがいたる所にあります。

 

また、ビジネスの拠点としても有名です。世界各国の企業が東南アジアの拠点にしており、ビジネスがしやすい国ランキングでも常に上位に君臨しています。

シンガポールの歴史

1400年代、今のシンガポールの土地は、もともとはマラッカ王国という先住民が暮らしていました。

しかし、1500年代になってからポルトガルやオランダが侵略をはじめ、マラッカ王国は滅んでしまいます。

 

長年植民地支配を受けていましたが、1800年代に転機が訪れます。

 

イギリスの東インド会社の1人であるトーマス・ラッフルズという人物が、シンガポール都市化計画を始めたのです。

そこから150人だった人口が1万人へと増加し、シンガポールはどんどん発展していきます。

 

その当時、ヨーロッパ諸国はインドや中国、オーストラリアと貿易をしており、茶やアヘン、天然ゴム、すずを扱っていました。

シンガポールはその貿易の中継地点となったのです。

 

シンガポールはその貿易のおかげで発展を続けていきました。

そして、第二次世界大戦後、独立運動が盛んになって196589日に今のシンガポールが誕生しました。

 

8月9日は今でもシンガポールの独立記念日として制定されています。

 

シンガポールの国旗は赤色と白色の2色が使われています。

赤色は「 平和と世界人類の融和 」、白色は「 純潔と美徳 」を象徴しています。

また、5つの星は「 進歩、正義、平等、平和、民主主義 」、三日月は「 イスラム教の象徴と新興国の発展を支えるもの 」として描かれています。

2シンガポールは罰金大国?旅行前に知っておきたい法律21選!

ガーデンズバイザウェイ

シンガポールは罰金都市「 fine city 」と呼ばれるほど罰金が厳しい国です。

 

「 fine 」は「 洗練された、素晴らしい 」という意味です。

治安が良く、綺麗で整ったシンガポールの街並みをさしてこう表現されています。

 

しかしその分、取り締まりも厳しいため、シンガポールを旅行する際は日常的に注意を怠らないようにしましょう。

 

ここでは、旅行前に知っておきたい法律21選をご紹介していきます。

法律が厳しい理由や、思わず笑ってしまう面白い文化も出てくるので、ぜひご覧くださいね。

なお、罰金などの金額が出てきますが、1シンガポールドル=77円( 20207月現在 )で計算した値になっていますので、ご注意ください。

「美」を愛するからこそ?美化関係の法律

ガーデンズバイザウェイとマリーナベイサンズ

まずは、美化・衛生関係の法律をご紹介します。

チューイングガムの持ち込み禁止

シンガポールでは、チューイングガムの持ち込み・製造・販売が街の衛生管理のため禁止されています。

 

当然、日本で購入したガムも持ち込んではいけません。

チューイングガムを持ち込んだり輸入したりすると、最高2年の懲役になってしまいます。

 

ただし、シンガポール国内の薬局などで購入した医療用ガムは、噛んでも良いことになっています。

トイレの水を流し忘れたら罰金

シンガポールでは、トイレ使用後に水を流さなかった場合、1,000シンガポールドルの罰金となります。

罰金金額は、日本円にしておよそ8万円になります。

 

初犯、再犯、常習犯と罰金のランクも上がっていく仕組みになっています。

うっかりトイレの水を流し忘れないように気をつけてくださいね。

公共の場所へ落書きしたらムチ打ちの刑!?

落書きは日本では軽犯罪になります。

しかし、シンガポールでは落書きは重罪です。

 

落書きをした者は医務官の立ち会いのもと、男性は最高24回までお尻にムチを打たれます。

女性や50才以上の男性はムチ打ちの代わりに1年以下の禁固刑になります。

 

ムチでお尻を打たれると肉が裂け、あまりの痛さで夜も眠れなくなります。

もちろん、ゴミのポイ捨てなんて絶対NG

シンガポールでゴミのポイ捨てが発覚した場合は、最大2,000シンガポールドル( 約16万円 )の罰金と、何時間ものゴミ収集、カウンセリングなどを受けさせられます。

かなり罰金やペナルティが厳しいですよね。

 

一方で、罰金が厳しい代わりに街中にはゴミ箱がいくつもあり、ポイ捨てさせない環境がしっかりと整っています。

エレベーター内で小便したら罰金...

シンガポールのエレベーターでおしっこを漏らしてしまった場合、1,000シンガポールドル( 約8万円 )の罰金になります。

道ばたなどへタンやつばを吐いたら罰金

道ばたに痰や唾を吐くのは、日本ではわりとよく見かける光景ではないでしょうか。

シンガポールでは、道ばたに痰や唾を吐いたら、1,000シンガポールドル( 約8万円 )以下の罰金になります。

街中の鳥にえさを与えたら罰金

シンガポールでは、街中のハトなどの鳥にエサをやると1,000シンガポールドル( 約8万円 )の罰金になります。

 

その他にも、猿にエサを与えると10,000シンガポールドル( 約80万円 )の罰金、マーライオン公園でセミを取ったら違法などという法律もあるので、基本的には動物には近寄らない方が賢明です。

喫煙スペース以外の場所での喫煙は罰金

シンガポールでは、喫煙スペース以外でタバコを吸うと、1,000シンガポールドル( 約8万円 )の罰金になります。

しかしその分、街中には喫煙スペースが多く設けられています。

快適に公共交通機関を利用するために!交通機関関係のルール

次は公共交通機関にまつわる法律です。

旅行の際は利用することが多いと思うので、しっかり覚えておきましょう!

電車やバス車内での飲食禁止

シンガポール バス

基本的に、シンガポールでは電車やバスなどの公共交通機関で飲食をすると、罰金500シンガポールドル( 約4万円 )になります。

食べることもダメですし、飲み物を飲むことも禁止されています。

タクシーなどの車内でシートベルトは必須

タクシーに乗ったら必ずシートベルトをつけましょう。

もちろん、後部座席もシートベルトは必須です。

 

シンガポールでも、タクシーでのシートベルトは義務付けられています。

この法律に違反すると、110シンガポールドル( 約8千円 )の罰金になります。

電車内に果物の王様「ドリアン」は持ち込めない

果物売り場

罰金はありませんが、シンガポールの公共交通機関ではドリアンの持ち込みが禁止されています。

時には、ドリアンの持ち込みはホテルなどでも禁止されます。

 

ドリアンはスーパーや市場でよく見かける果物で、興味本位で買いたくなってしまうものですが、購入の際は気をつけましょう。

地下鉄に乗ったら距離に応じて一定時間内に出ないと罰金...

シンガポール 地下鉄

シンガポールの地下鉄では、一度乗ったらある一定の時間内に駅から出ないといけません。

チケットで自動的に時間管理がなされており、キセルを防止しているのです。

 

改札を通るときにある一定の時間を越えていたら、その場で罰金になります。

横断歩道以外の場所から横断したら罰金

シンガポールでは、車道を横断歩道以外の所から横断すると、50シンガポールドル( 約4千円 )の罰金になります。

シンガポールで道を渡るときは、必ず信号のある交差点か横断歩道で渡るようにしましょう。

歩道でスケートボードに乗ったらOUT

シンガポールの歩道でスケートボードに乗ったら最大2,000シンガポールドル( 約16万円 )の罰金になります。

ぶつかるなどの事故や危険を考慮してのことでしょうが、少し罰金が厳しすぎる印象を持ちますよね。

その他にも細かいルールが多数!

シンガポールには、その他にも細かく厳しいルールが多くあります。

そのルールの中でも特に厳しいものをご紹介します。

無申告でのタバコの持ち込みは罰金

シンガポールへのタバコの持ち込みは、事前の申請と7,5シンガポールドル( 約600円 )の税金が必要になります。

その申請と税金の支払いを行わずにタバコを持ち込んだ場合は、1,000シンガポールドル( 約8万円 )の罰金になります。

ボウフラを沸かせる行為は罰金

シンガポールは赤道直下の熱帯雨林気候なので、蚊が発生しやすくなっています。

発生した蚊は、ジカ熱やマラリアなどの伝染病を引き起こします。

 

なので、シンガポールでは蚊の幼虫であるボウフラを沸かせる行為は禁止されています。

例えば、庭やベランダでバケツや植木鉢に水をためておくのもダメです。

 

シンガポールでは検査官が抜き打ちで家を訪問して来て、罰金を最大で10,000シンガポールドル( 約80万円 )徴収します。

非常ベルを誤った押しただけで超高額な罰金が...

間違ってでも非常ベルを押してしまうと、5,000シンガポールドル(約40万円)の罰金になります。

22時から7時の間公共の場所での飲酒禁止

シンガポールでは公共の場での飲酒が、22時~7時の間の時間帯は禁止されています。

もしシンガポールでその時間帯に飲酒すると、1,000シンガポールドル( 約8万円 )の罰金になります。

 

ただし、ホテルの部屋や家の中での飲酒は大丈夫です。

路上で泥酔したら罰金

シンガポールの路上で泥酔しているところが見つかると、1,000シンガポールドル( 約8万円 )の罰金と6カ月の禁固刑になります。

そもそもシンガポールではお酒が高価な飲み物であり、あまり飲み過ぎれないような仕組みにはなっています。

クレヨンしんちゃん見るのに親の許可が必要!?

クレヨンしんちゃんのお尻を出す行為が性的表現だと捉えられています。なので、クレヨンしんちゃんを観る時は、13才未満の子供は保護者の同伴が必要になってきます。

一般人には関係ないが、麻薬関係には極刑が

日本でも厳しく取り締まりが行なわれている麻薬ですが、シンガポールでは持っているだけで即死刑が言い渡されます。

この法律は、海外旅行者にも適応になります。

 

日常生活で麻薬を使用している人はいないとは思いますが、気をつけましょう。

3もし日本にシンガポールの法律を導入したら?

もし日本にシンガポールの法律を導入したらどうなるでしょうか。

 

現在の日常はがらりと変わるでしょう。

最初は罰金金額がかなりの額になりそうです。

 

そのお金は災害支援や障がい者支援、生活困窮者への寄付金などにあてられることが理想です。

また、法律の導入から数年かけて徐々に法律違反者が少なくなり、シンガポールのようにポイ捨てなどのない綺麗でもっと治安の良い国になってくれればいいですね。

シンガポールの法律が厳しい2つの理由

シンガポールの法律がこれほどまでに厳しいのには、大きく2つの理由があると言われています。

順を追って説明していきますね。

多数の民族を1つにまとめるため

まず、多数の民族を1つにまとめるためという理由があります。

 

シンガポールは中国系の華人が7割、マレー系やインド系が1割、その他にもさまざまな民族が暮らしています。

その分、多宗教ですし公用語も4つあります。

考え方や文化の違う人間の争いや衝突を避けるためには、どうしても法に頼るしかありません。

 

シンガポールの治安や秩序を守るためには、法律を厳しくせざるを得ないというのがあります。

富裕層の暮らしを保護するため

次に、富裕層の暮らしを守るためという理由があります。

 

シンガポールは、世界と比較すると法人税が非常に安くなっています。

なので、世界中から大手の企業が集まりやすい国になっています。

 

結果的に、ビジネス成功者などの富裕層が多く在住しています。

また、高所得者ほど税金も安くなるので、一石二鳥なのです。

 

富裕層が安心して暮らせるように、治安も良くして街を綺麗にしたいという考えから、法律が厳しくなっています。

4シンガポールの法律は他国と比べて厳しい方なのか?

ここまでシンガポールの法律についてまとめてきました。

「 ちょっと厳しすぎるんじゃないの? 」と思うような法律がいくつもありました。

 

しかし、他国と比較した時、本当にシンガポールの法律は厳しいのでしょうか。

ここでは、シンガポールの法律を実際に他国と比較していきたいと思います。

日本とシンガポールの法律の違い

これまでの内容でその違いは歴然です。

明らかにシンガポールの方が厳しい法律になっています。

チューイングガムは噛んでいいですし、ハトにエサをあげたって大丈夫です。麻薬を所持していても、即死刑になることはありません。

 

しかし、1つだけ日本の方が厳しい法律があります。それが、ポイ捨てです。

日本ではポイ捨てをすると 5年以下の懲役または1,000万円以下の罰金 」となっているのです。

 

意外と知らない人も多いのではないでしょうか。

これだけ刑が重いのに、日本では今もなお、ポイ捨てや不法投棄が横行しています。

法律が厳しければいいというわけではないみたいです。

フランスとシンガポールの法律の違い

フランスでは、特に食と芸術にまつわる法律が厳しくなっています。

 

まず、食についてです。

人工着色料のついた食品の製造などを禁止しています。乳幼児は口に入れてはいけません。

 

また、窒息の危険があることからフルーツゼリーの販売と消費が禁止されています。

さらに面白いのは、ケチャップは週に1回しか使ってはいけないという規制です。健康的な食事を促進し、伝統的なフランス料理を守りたいという政府の意向です。

 

芸術にまつわる規制については、安易に写真撮影をしてはいけないという法律があります。芸術作品の多いフランス・パリならではの規制です。写真撮影は認可されている場所のみ可能となっています。

 

最後に、ドローンの使用がフランスでは禁止されています。フランスは芸術建築物が多く、ワインも有名でブドウ畑も多いです。それぞれに危害を加える可能性があるということで、原則的にドローンなどの機械は使用不可になっています。

 

その他には、シンガポールと似たような法律もあります。

フランスで道路を汚すと罰金になったり、ハトにエサをやると違法になったりします。

アルコールやタバコは18才以上からと、これは一般的な法律になっています。

アメリカとシンガポールの法律の違い

アメリカでは、アルコールとタバコに関する法律が厳しくなっています。

 

アルコールの販売は午前2時までと決められており、公共スペースでも飲酒が禁止されています。お酒を買えるのは21才からで、身分証の提示が必須となっています。また、日本と大きく違うところは、お酒の飲み歩きが禁止されていることです。

 

タバコに関しては、ロサンゼルス州が最も厳しい法律になっています。室内でのタバコは完全に禁止されており、喫煙OKのレストランは存在しません。

また、横断歩道のない所での横断は罰金200ドルなど、シンガポールと同様の法律も見受けられます。

5まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は、シンガポールの法律についてまとめていきました。

 

シンガポールの厳しすぎる法律や面白い文化を垣間見ることができました。

でもそこには、なるほどと思うような理由や対策がありました。

 

今回得たことに注意して、シンガポール旅行を思う存分に楽しんでいきましょう!

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