ワーキングホリデーとは?留学との違いや費用など、ワーホリまるわかり徹底ガイドライン
ワーキングホリデー徹底解説!

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「ワーキングホリデーってどんな制度なのかな」
「準備って何をすれば良いの?」
「いくら貯めれば良いのかな?」

 

この記事にたどり着いたあなたはそんなことで悩んでいると思います。今の生活を全て捨てて、1人海外へ旅立つことはとても大きな決断ですよね。

私がワーキングホリデーでオーストラリアへ旅立つ時も、そんな悩みを抱えていました。

 

しかし、ワーキングホリデーに行けば確実に今の自分を変えることができます。

今回は、少しでもあなたがワーキングホリデーについての疑問を解決できるように、徹底的に解説していきます。

1ワーキングホリデー、略して「ワーホリ」とはいったい?

ワーキングホリデー、略して 「ワーホリ 」 とはどのような制度なのでしょうか。まずはワーキングホリデーの基礎からわかりやすく解説していきます。

ワーキングホリデー制度の概要

まずはワーキングホリデー制度の概要です。ここでは、以下の項目について、解説していきます。

  1. ワーキングホリデーに必要な「査証(ビザ)」とは
  2. ワーキングホリデーの対象者
  3. ワーキングホリデー申し込み条件

それでは、一つずつ解説していきます。

ワーキングホリデーに必要な「査証(ビザ)」とは

査証(ビザ)とは、海外に入国する際に入国が認められていることを示す許可証です。パスポートとビザの違いは、以下の通りです。

 

 

ビザとパスポートの違い
ビザ…渡航先が発給する、入国を許可する証明証
パスポート…日本が発給する、自分が日本国籍であることを証明する身分証

 

日本のビザは最強と言われているほど信頼性が高く、観光目的であれば査証(ビザ)なしで入国できる国が多くあります。

 

ビザが必要になるかどうかは、その国によって異なるので、渡航の際は確認することが必要です。

 

ワーキングホリデーの対象者

ワーキングホリデーの対象者は18〜30歳(アイルランドは18〜26歳、フランスは18〜29歳)の若者に限られます。

 

対象者に年齢制限があるのは、ワーキングホリデーの目的に関係しています。

ワーキングホリデーは、2国間の若者に、お互いの国の長期滞在を許可したビザです。

そして旅行・就学・アルバイト・ボランティアなどを通してお互いの国の文化理解を深めた人材を育てること、2国間の友好を深めることが目的です。

 

ワーキングホリデービザは、一つの国に対して一生に一度しか取ることができません。

しかも、アルバイト、通学、観光、長期滞在とこれだけ自由が効くビザはワーキングホリデーだけです。30歳までの年齢制限付なので、迷っている人は期間内にぜひ使って欲しい貴重なビザなんです。

ワーキングホリデー申し込み条件

ワーキングホリデーの申し込み条件は以下7つです。

  1. 日本国籍であること
  2. 休暇目的で滞在すること
  3. 各国規定の年齢制限以下の人
  4. 子供・被扶養者を同伴させないこと
  5. 十分な資金があること
  6. 健康であること
  7. 過去に同じ国でワーキングホリデービザを取得したことがないこと

それでは一つずつ解説します。

 

①日本国籍であること
日本国籍である、つまり、日本のパスポートが必要です。

 

②休暇目的で滞在すること
ワーキングホリデービザでは就労・就学が可能ですが、あくまでも観光目的で滞在するビザです。就労・就学目的で滞在することは禁止です。

 

③各国規定の年齢制限以下の人
多くの国は、18〜30歳以下と言う年齢制限があります。ビザ申請時点で、31歳の誕生日を迎えていないことが条件です。

アイルランドは18〜26歳、フランスは18〜29歳まで申請可能です。

④子共・被扶養者を同伴させないこと
子供や扶養家族の同伴は不可です。

 

⑤十分な資金があること
十分な資金とは、滞在当初の生活費と帰りの航空券をまかなえるだけの資金です。ビザ申請時に、銀行口座の預金残高証明の提出が必要になります。

 

⑥健康であること
渡航する国や人によっては、健康診断を受ける必要があります。

 

⑦過去に同じ国でワーキングホリデービザを取得したことがないこと
ワーキングホリデーは、一生に一度のみ取得できるビザです。2年目のワーキングホリデービザが認められている国以外では、申請は一度きりとなります。

 

細かい規定は渡航先によって違いますが、外務省が現在発表している発給条件は上記です。

 

ビザ取得の難易度も渡航先によってさまざまですが、まずは自分が上記の条件に当てはまるか確認してくださいね。

ワーキングホリデーの歴史

ワーキングホリデーの始まりは、40年前にさかのぼります。日本で一番最初のワーキングホリデー協定国は、オーストラリアです。

その5年後、ニュージーランド、さらに1年後にカナダが協定国に加わりました。

 

ワーキングホリデー協定国は徐々に増えていき、40年の歴史を経て、なんと現在26カ国の国・地域となっています。

ワーキングホリデー協定国で最も歴史のあるオーストラリアは、現在ワーキングホリデーの渡航先としてとても人気の国です。

 

40年前と言えば、1980年です。その頃の日本と言えば、歌手の松田聖子さんがデビューしたり、任天堂が初の携帯型ゲーム機を発売した時期になります。

そう考えると、とても時代を感じますね。その頃は海外に行くことは一般的ではなかったと思いますが、40年前に比べて、今は海外旅行は当たり前です。

 

スマートフォンの普及で正確な情報はすぐに入手できるし、グローバル化の影響があり、英語の必要性も大きくなっています。

中には高校を卒業後や、大学を休学してワーキングホリデーに行く人もいるほど、ワーキングホリデーの人気は高まっています。

 

また、日本から海外に渡航するだけでなく、海外から日本へワーキングホリデーに来ている人も増えており、日本のビザを取得する人はなんと、年間1万5千人です。

日本に興味を持ってくれている人が増えているのは嬉しいことですね。

 

ワーキングホリデーの概要や歴史をご理解いただけたところで、ワーキングと留学の違いについて解説していきます。

2ワーキングホリデーと留学の違いとは

ワーキングホリデーって留学と一緒じゃないの?と思う人もいるかも知れませんが、ワーキングホリデーと留学は別物です。

 

それでは何が違うのでしょうか?ここでは、以下の観点から違いを解説します。

  1. ワーキングホリデーの強み
  2. 留学の強み
  3. ワーキングホリデーと留学の費用の違い

それでは一つずつ解説していきます。

ワーキングホリデーの強み

ワーキングホリデーの強みは以下4選です。

  1. 現地の生活をありのまま満喫できる!
  2. 生ききた英語力を身につけられる!
  3. 海外で働くことで視野を広げることが出来る
  4. 滞在都市を自由に決められる!

 

それでは一つずつ解説していきます。

現地の生活をありのまま満喫できる!

ワーキングホリデーで滞在すれば、現地の生活をありのまま満喫することができます。なぜなら、ワーキングホリデービザは、観光・就学、就労となんでもできちゃうビザだからです。

特におすすめは、ホームステイや現地の人がオーナーの家に住むことです。

 

一般的に、ワーキングホリデーでの出会う人は他国から来た留学生やワーキングホリデーの人がほとんどになります。

でも、絶対に現地の人と友達になりたい!と言う人もいると思います。しかし、現地の人は語学学校には通わないですよね。

 

道を歩いているネイティブに、友達になってくださいって言えば友達になれるわけでもないです。

そうなると、ネイティブの人と仲良くなるには、自分の住むところか働くところが大切になります。

 

しかし、現地の人と一緒に働く仕事を探すのは、ある程度英語力がないと厳しいです。

シェアハウスであれば、英語力が十分でなくても、意思疎通ができれば借りることができます。

 

ネイティブがオーナーの家には、ネイティブが住んでいたり、英語が堪能な留学生がたくさん集まることが多いです。

積極的に話しかけて仲良くなれば、ネイティブの暮らしを満喫しながら、英語力もグングン伸びます。

 

生きた英語力を身につけられる!

生きた英語が身につけられるのは、現地に長期滞在するワーキングホリデーならではのメリットです。

ワーキングホリデーで海外渡航する人の目的は、 「旅行を楽しみたい」  「友達を作りたい」 「刺激が欲しい」 など様々です。

しかし、渡航するほとんどの人が掲げる目標は 「英語力を身につけること」 ではないでしょうか。

ここでの“生きた英語“とは、生活に必要な実際に使える英語のことを言います。

ワーキングホリデーは以下のようなことを全て英語で行う必要があります。

  • 部屋を探す     
  • 仕事を探す
  • 買い物をする
  • 友達と今日の出来事を話す

 

何気なく日本でしていることも、国が違うだけでとても大変な作業になります。あなたは、上記のようなことを英語で問題なくすることができますか?

ワーキングホリデーで生きた英語が身につく理由は、“できなければ生活できない”からです。

 

人間は追い込まれればできるようになるので、机上で勉強するよりも実践した方が効率は何倍も良くなります。

海外で働くことで視野を広げることが出来る!

ワーキングホリデービザの最大の強みは、海外で働くことが可能な点です。海外で働くと言うことは、日本の常識は通じません。

 

日本とは全く違う環境で、仕事に対する新しい発見があるかも知れません。

例えば、オーストラリアは大らかな人柄の人が多いです。

仕事に対して不真面目と言うわけではありませんが、楽しみながら仕事をします。

日本では完璧を求められたり、間違いをとがめられたりすることも多いですよね。

 

和やかに会話し、コーヒーを飲みながら、楽しく仕事をするオーストラリア人を見ていると、こんな働き方もあるのかと肌で感じられます。

ワーキングホリデーで色々な職場環境を見ることで、、自分の働き方を見つめ直し、帰国して本当にやりたいことを見つけられるかも知れません。

滞在都市を自由に決められる!

ワーキングホリデーは、滞在都市を自由に決めることが可能です。

ワーキングホリデーでは、自分が滞在したい場所に好きなだけ滞在することができるので、渡航先の大自然に触れることもできちゃいます。

 

例えば、渡航始めは語学学校に通うため4ヶ月間は大都市に住み、その後4ヶ月おきに新しい都市に滞在します。

都市を移動することで新しい出会いもありますし、その都市ならではの生活を楽しむことができるんです。

 

留学の場合は学校へ通わなければいけないので、学校から通える距離で部屋探しする必要があります。

語学学校は大きな街にあることが多いので、渡航先の大自然を満喫できるような地方に住むのは難しいです。

留学の強み

留学の強みは以下3選です。

  1. バランスのとれた語学学習!
  2. TOEICなどの試験対策勉強に強い!
  3. 世界に英語を学ぶ仲間が出来る!

 

それでは一つずつ解説していきます。

バランスのとれた語学学習!

留学は就学が目的ですので、英語の学習をみっちりすることが可能です。

ワーキングホリデーだと、環境によっては英語力が伸びなかったり、意志が弱いと勉強よりも遊びを優先しまう人もいます。

 

しかし、留学は目的が就学のため、逃げることができません。

なんとしてでも英語力を高めたい人は留学をすることをおすすめします。

TOEICなどの試験対策勉強に強い!

留学をすれば長期間学校に通うことになるので、TOEICなど英語力を証明する試験対策をしっかりすることができます。

高い英語力を証明することができれば、日本に帰国後に外資系企業に転職するなど、留学を生かして英語を使う仕事に就くことが可能です。

世界に英語を学ぶ仲間が出来る!

語学学校へ長期間通えば、世界中に友達を作ることができます。語学学校で友達ができやすい理由は、共通点があるからです。

語学学校のクラスメイトは、海外に来て心細い中、同じ学校で英語を上達するという目標に向かって頑張る同志です。

 

学校の先生や授業のことなど、共通の話題ができるので友達ができやすい環境になっています。

また、語学学校の授業は日本の授業と違って、グループワークやゲームを通して英語を学ぶことが多いです。

 

授業中に自由に発言する人も多いので、リラックスして授業に参加することが可能です!

放課後はクラスメイトと、学校の近くでカフェ巡り、なんてこともできちゃいます。世界中に友達ができるなんて、憧れますよね。

ワーキングホリデーと留学の費用の違い

ワーキングホリデーと留学では、費用に大きく差があります。

ワーキングホリデーはアルバイトが許されているため、基本的には現地での生活費を現地でまかなうと言う人がほとんどです。

 

海外は場所によって物価が高いと思われがちですが、きちんと節約すれば日本で生活するよりも低コストです。

一方、学生ビザでの留学は働くことが許されっていなかったり、アルバイトできても週の労働時間が限られているなど、生活費を全てまかなうことは難しいです。

 

出費をできるだけ抑えたい方は、ワーキングホリデーでの渡航をおすすめします。

それでは、それぞれいくらかかるのか解説していきます。

ワーキングホリデーに必要な費用

ワーキングホリデーで渡航前に必要な費用はざっくり100万円ほどです。内訳は以下の通りになります。

 

ワーキングホリデーに必要な費用(1年間)
ビザ        約5万円
航空券(片道)   約8万円
保険(1年分)    約20万円
生活費(3ヶ月分)  約40万円
語学学校(3ヶ月分) 約30万円
ーーーーーーーーーーーーーーー
初期費用      約103万円

渡航先やプランによって費用は異なるので、上記はあくまでも目安です。ワーキングホリデーではアルバイトをすることが出来るため、現地の生活費は現地でまかないます

しかし、仕事がすぐに見つかると言う保証はないので、現地での生活費は多めに確保しておくことが理想です。

 

また、保険に加入しない人もいますが、現地では何が起こるかわかりませんし、万が一病気や怪我になってしまった場合、莫大な医療費がかかります。

保険はできる限り加入してくださいね。

英語に自身がある人は語学学校に行く必要はありませんが、語学学校は語学を学ぶだけの場所ではありません。

 

語学学校によっては、現地での生活のアドバイスをしてくれるところもあります。

銀行口座開設、日本円を現地通貨に換金できる場所、おすすめの観光スポットなど、これから現地で生活していくための知識をつけるためにも語学学校は必要です。

 

ワーキングホリデーの費用については、こちらの記事で詳しく書いてあるので、気になっている方はぜひご覧ください。

留学に必要な費用

留学に必要な費用は最低でも150〜270万円は用意しておきたいところです。

もちろん、こちらも渡航先やプランによってさまざまなので、ざっくりした金額です。内訳は以下の通りになります。

 

 

留学に必要な費用(半年間)
ビザ      約5万円
航空券(片道) 約8万円
保険      約10万円
生活費     約60万円
語学学校    約60万円
ーーーーーーーーーーーーー
必要な費用   約143万円

 

留学に必要な費用(1年間)
ビザ      約5万円
航空券(片道) 約8万円
保険      約20万円
生活費     約120万円
語学学校    約120万円
ーーーーーーーーーーーーーー
必要な費用   約273万円

学生ビザは就学が目的のため、アルバイトが禁止されていたり、許可されていても労働時間が限られている場合がほとんどです。

例えば、オーストラリアの学生ビザは、アルバイトが認められていますが週20時間以内に制限されています。

 

週20時間働くことができれば現地の生活費をまかなうことが可能ですが、労働時間が制限されているため仕事がなかなか見つからないこともあります。

そんな時に十分な生活費がないと勉強に集中することができないので、留学の場合は十分な生活費を用意してくださいね。

留学半年分の費用よりもワーキングホリデー1年分の費用の方が低コストなので、資金が原因で留学を諦めている方はワーキングホリデーを検討してみてはいかがでしょうか。

それでは次は、ワーキングホリデーができる国について解説します。

3ワーキングホリデーは全ての国で出来るわけではない!

ワーキングホリデーは全ての国でできるわけではありません。現在、日本のワーキングホリデー協定国は26か国です。

ここではワーキングホリデーでどこの国に行くことが出来るのか、解説します。

ワーキングホリデー協定国

ワーキングホリデー協定国は以下の通りです。

国名定員募集期間滞在期間
オーストラリアなし通年最長3年間
ニュージーランドなし通年1年間(一定の条件を満たすと3ヶ月延長可)
カナダ6,500名12月から定員に達するまで最長1年間
イギリス1,000名例年1月・7月最長2年間
アイルランド400名例年1月・7月1年間
ドイツなし通年1年間
フランス1,500名通年1年間
デンマークなし通年1年間
ノルウェーなし通年1年間
ポーランド500名通年1年間
ポルトガルなし通年1年間
オーストリア200名通年1年間
ハンガリー200名通年1年間
チェコ400名通年1年間
アイスランド30名通年1年間
スロバキア400名通年1年間
リトアニア100名通年1年間
スペイン500名通年1年間
韓国10,000名通年1年間
台湾10,000名通年1年間
香港1,500名4月・10月(2019年の場合)1年間
アルゼンチン200名通年1年間
チリ200名通年1年間
スウェーデン未確定通年1年間
エストニア未確定未確定1年間

特徴的なのはオーストラリアで、最長3年の滞在が認められている点です。

3年間もあれば、勉強、仕事、恋愛、観光なんでも楽しめますね。

また、国によっては人数が決まっていて抽選になってしまう国もあります。

興味がある国がどのような条件なのか、上の表でよく確かめてくださいね。

ワーキングホリデーするのにおすすめの国3選!

ワーキングホリデーの渡航先としておすすめの国は以下3選です。

  1. オーストラリア
  2. ニュージーランド
  3. カナダ

一つずつ解説していきます。

1オーストラリア

オーストラリアがおすすめの理由は以下3選です。

  • 最長3年滞在可能
  • ビザが取りやすい
  • 賃金が高い

 

日本が一番初めにワーキングホリデーの協定を結んだ国であるオーストラリア。

その歴史はなんと今年で40年です。

オーストラリアのワーキングホリデーでは、最長3年間の滞在が可能です。

 

ビザを延長するためには、指定された地域のファームや工場で、規定の日数働く必要があります。

 

例えば、二年目のビザを取るためには3ヶ月間、三年目のビザを取るためには6ヶ月間指定の地域で農業などの仕事をする必要があります。

指定の地域は郵便番号で決まっていて、例えば南オーストラリア州やタスマニア州は全域okですが、クイーンズランド州はブリスベン周辺やゴールドコースト周辺のみなどです。

 

指定地域の詳細は以下画像の通りです。二年目のビザを取得予定の方は、必ず自分が行く地域はビザ取得可能なのか必ず確認しましょう。

 

 

ビザを延長できればそれだけその国でできることが広がるので、ワーキングホリデーに行く人にとってかなり大きなメリットですね。

また、ビザの取りやすさがもう一つのおすすめの理由です。

 

国によっては年間の人数が限られているため、抽選をしなければいけなかったり、ビザ申請以外にも指紋の登録が必要であったりします。

オーストラリアのビザ申請は全てオンラインで完結するので、日本人にとってビザが取りやすいです。

 

オーストラリアは賃金が高いことでも知られています。

現在の最低賃金は約$19(日本円で約1300円)です。

 

オーストラリアでは日本食がとても人気で、小さな街にも日本食レストランがあるほどです。

日本人がオーナーのレストランでは、日本人が優先的に雇われやすいので、仕事に困ることはあまりないです。

物価が高いと言われていますが、アルバイトでも日本よりも高時給で働くことができます。

 

そのため、仕事さえ見つかれば生活費は現地でまかなうことが可能ですよ。

2ニュージーランド

ニュージーランドがおすすめの理由は以下4選です。

 

  • ビザが取りやすい
  • 賃金が比較的高い
  • ビザを3ヶ月延長可能
  • 穏やかな環境でリフレッシュできる

 

ニュージーランドと日本のワーキングホリデーの歴史も長く、今年で35年です。

ニュージーランドもオーストラリアほどではありませんが、ビザが取りやすく、賃金も比較的高いです。

 

オーストラリアと同じくファームなどで3ヶ月間働くことでビザを最大3ヶ月延長することができます。

ニュージーランドの最低賃金は約$19(日本円で1200円程度)なので、こちらも仕事が見つかれば現地での生活費をまかなうことが可能です。

また、最長6ヶ月まで就学可能なので、じっくり勉強したい人には良い環境となっています。

複数の島から成るニュージーランドでは、羊の数が人間よりも言われるほど穏やかな国です。

 

スキーやマリンスポーツなどのアクティビティも盛んなので、自然に囲まれながら穏やかに暮らしたい人はニュージーランドを渡航先に検討してみてはいかがでしょうか。

3カナダ

カナダもワーキングホリデーの渡航先として人気の国一つです。

  • 就学期間6ヶ月まで可能
  • 広大な土地で見どころ満載
  • 滞在中に憧れのアメリカ旅行が可能

 

カナダの土地は広大で、国内だけでも四時間半の時差があります。ナイアガラの滝やロッキー山脈など、世界的に有名な大自然も多く点在し、見どころ満載です。

 

また、カナダはアメリカに隣接しているので、カナダでお金を貯めて、アメリカ旅行だって楽しめちゃいます。

カナダのワーキングホリデービザは最長6ヶ月まで就学できるところもおすすめの理由です。

 

ワーキングホリデーで語学学校に通う人は、はじめの3〜4ヶ月間のみ通う人が多いです。

 

しかし、3〜4ヶ月間はあっという間に過ぎてしまい、英語力を伸ばすには少しもの足りません。

英語力を少しでも伸ばしたい人は半年間しっかりと語学学校へ通うことをおすすめします。

4ワーキングホリデーの準備

ワーキングホリデーで必要な準備は以下の7つです。

  1. パスポートの作成
  2. ワーキングホリデービザの取得
  3. 英語の勉強
  4. ワーキングホリデーのための資金を貯金
  5. 語学学校探し
  6. 宿泊先(ホームステイ先探し)
  7. 航空券の手配
  8. 海外旅行保険会加入

ワーキングホリデーで充実した時間を過ごすには、しっかり準備をすることが大切です。行くと決めたその日から、しっかりと準備しましょう。

それでは一つずつ解説していきます。

パスポートの作成

パスポートがなければビザの申請ができません。

まだパスポートを持っていない人は、できるだけ早くパスポートの申請をしましょう。

パスポートの作成方法

パスポート作成手順は以下の通りです。

  1. 必要なものを揃える
  2. パスポート申請窓口で申請する
  3. パスポートを受け取る

 

パスポートは有効期限が5年間か10年間か選ぶことができます。更新するのが面倒な人は10年間有効のものを選ぶと便利です。

それでは一つずつ解説していきます。

手順①必要なものを揃える
まずは以下の書類を揃えます。

 

(1)一般旅券発給申請書 1通
(2)戸籍謄本 1通
(3)住民票の写し 1通
(4)写真 1枚
(5)本人確認書類

(1)一般旅券発給申請書 1通
一般旅券発給申請書はこちらからダウンロードするか、市役所やパスポート申請窓口で入手可能です。


(2)戸籍謄本 1通
申請日6ヶ月以内に作成されたものが必要です。

(3)住民票の写し 1通
以下に該当する方は住民票が必要です。

 

(4)写真 1枚
写真の規定は以下の通りです。この写真がそのままパスポートの顔写真になるので、良い写真を選んでくださいね。

 


(5)本人確認書類

本人確認書類は、有効期限内の原本のみが対象です。
以下の書類は一点のみでokの書類になります。

  • マイナンバーカード
  • 運転免許証
  • 船員手帳


上記を持っていない人は、以下のA・Bから各一点ずつか、Aから2点用意する必要があります。

 

手順②パスポート申請窓口で申請する
書類が用意できたら、住民登録している各都道府県のパスポート申請窓口へ行き、申請します。

 申請してからパスポートが完成するまで1週間ほどですが、余裕を持って早めに申請しましょう。

手順③パスポートを受け取る

パスポートを受け取る際は、手ぶらでは受領できません。パスポート申請時に渡された受領証と以下の料金を持っていきましょう。

 

パスポートの作成はやや面倒ですが、一度作ってしまえば5〜10年間有効なので早めに作ってくださいね。

ワーキングホリデービザの取得

パスポートが用意できたらビザの申請をします。

 

ビザの申請方法は渡航先によってさまざまなので、ここではおすすめの国、以下3カ国のビザ申請方法について解説します。

  • オーストラリア
  • ニュージーランド
  • カナダ

ワーキングホリデービザの取得方法

各国のビザ取得方法は以下の通りです。

オーストラリア オンライン申請
ニュージーランド オンライン申請
指定病院でレントゲン撮影
カナダ

オンライン申請
ビザ申請センターで指紋採取

オーストラリア

オーストラリアのワーキングホリデービザは移民局から申請可能です。

移民局の公式ページはこちらからご確認いただけます。

場合によっては健康診断を必要としますが、通常はオンライン申請のみで完結します。

申請料金はAUD485です。

 

ニュージーランド
ニュージーランドのワーキングホリデービザは、ニュージーランド移民局の公式ページから申請します。移民局の公式ページこちらからご確認いただけます。

ビザ申請の大まかな流れは以下の通りです。

  1. 移民局公式ページでアカウント作成・申請フォーム入力
  2. 大使館指定病院の空き状況確認後、ビザ申請
  3. 環境税の支払い(NZ$35)
  4. 健康診断受診(約1〜1.5万円)

 

 ニュージーランドのワーキングホリデービザを取るには、大使館指定病院で健康診断を受診する必要があります。申請後2週間以内に受診できないと、申請が却下される場合があるので、①の時点で申請をせず、必ず病院の空き状況を確認しましょう。

ニュージーランドのワーキングホリデービザ申請は無料ですが、上記のように、環境税と健康診断受診料がかかります。

 

 

カナダ

カナダのワーキングホリデービザはこちら申請します。

カナダのワーキングホリデービザは、オーストラリアやニュージーランドと違い、毎年6,500人までが定員です。

大まかな申請方法は以下の通りです。

  1. 移民省の公式ページで申請する
  2. Invitation to Applyを受け取る
  3. 移民省の公式ページで追加情報申請(CAN$253)
  4. 指紋登録と顔写真登録(バイオメトリクス)する(CAN$85)
 ②の時点で10日以内に③へ進む意思表示をしなければ、次のステップに進むことができません。

ビザの申請は自分ですることも可能ですが、英語に自身がない人は留学エージェントに依頼することがおすすめです。

 

申請画面は英語です。英語がよくわからないまま入力し、万が一ビザ申請が却下されてしまったら再申請ができない可能性もあります。

却下されたと連絡が来ているにも関わらず、英語がよくわからずそのままにしてしまうこともあるかも知れません。

 

ビザがなければワーキングホリデー で入国することはできないので、不安な人は留学エージェントに依頼しましょう。

英語の勉強

ワーキングホリデーを充実させるには、英語の勉強は必須です。英語力がないまま渡航するとどうなるか、Aさんのケースをご紹介します。

 

海外生活に憧れてワーキングホリデーに行ったAさん。英語が全くわからないが渡航後3ヶ月は語学学校に通うので、英語の勉強せずに渡航。

 

渡航先で語学学校に通ったものの、英語力がないため日本人が多い一番下のクラスへ。

住んでいるシェアハウスは日本人オーナーの日本人が暮らすシェアハウス。

 

学校の友達も、シェアハウスの友達も全て日本人。

3ヶ月後に語学学校卒業し、アルバイト先を探すが英語力がないため日本食レストランのキッチンで働く。

オーナーも同僚も全て日本人。

あっという間に1年が過ぎ、この1年間得たものは、日本人の友達との楽しかった思い出のみ。

 

こんなワーキングホリデーの生活、どう思いますか?正直言って日本で暮らしているのと何も変わらないですよね…

もしもこんな生活をしたくないと言う方は、少しでも早く英語の勉強をしましょう。

ワーキングホリデーのための資金を貯金

ワーキングホリデーの資金を貯金することは、多くの人の悩みですよね。

でも、現地に持っていく資金は多ければ多いほど安心です。

 

ワーキングホリデーに行くと決めたその日から、しっかりと節約をして貯金しましょう。

気をつけたい点は、ワーキングホリデーで必要な費用のうち、多くの費用は渡航よりも数ヶ月前に用意する必要があると言うことです。

 

特に、以下の費用は渡航日よりも数ヶ月前に支払いを済ませておく必要があります。

  • 航空券
  • 保険
  • ビザ
  • 語学学校

 

何にいくら必要かをできるだけ早く確認し、計画的に貯金しましょう。

語学学校探し

英語力に自信がない人は、現地での生活を充実させるために語学学校に通うことが必要です。

語学学校探しもビザ申請同様、留学エージェントに相談することをおすすめします。

 

なぜなら、語学学校の数が多過ぎて、自分に合った学校を選ぶことが難しいからです。

留学エージェントは各語学学校の特徴を抑えているので、自分の理想を伝えれば、あなたにおすすめの候補を出してくれます。

 

候補を絞ることができれば、あとは自分で調べてピンと来たところに申し込みましょう。

また、エージェント経由で申し込みすると学校によってはキャンペーン価格で申し込み可能です。

 

しかし、エージェントの中には語学学校から紹介料として得られる利益を考えて進めてくるところもあります。

本当に自分が行きたいところなのかしっかりと調べた上で申し込みましょう。

宿泊先(ホームステイ先)探し

ワーキングホリデーでとても大切なことの一つは、宿泊先探しですね。

おすすめは、初めの1ヶ月だけ学生寮またはホームステイを手配することです。

 

なぜ初めの1ヶ月だけかと言うと、実際に住んでみないと自分に合っているのか分からないからです。

現地では、オンライン上で部屋を探し、内見をしてから入居するのが一般的になります。

 

内見をしないと、実際は全く写真と違う汚い部屋だったり、オーナーやシェアメイトと折りが合わずに嫌な思いをすることがあります。

また、中には詐欺目的で部屋の広告を出しているケースもあり、送金だけさせて部屋を借りられなかったと言う事件が起こるかも知れないです。

 

学生寮やホームステイなら、語学学校と提携していることが多いのでそのような詐欺に遭う心配はありません。

しかし、その分シェアハウスに比べて高額なので、ひとまず1ヶ月のみ手配して、到着してからあとのことを考えましょう。

 

また、お金に余裕があれば「一人暮らし」という選択肢もありますよ!

航空券の手配

航空券の手配は、渡航日が決まってからできるだけ早い段階で済ませましょう。

理由は、ギリギリになってしまうと金額が上がってしまうからです。

また航空券を節約したい人は、渡航日をオフシーズンにするのがおすすめです。

 

例えばオーストラリアやニュージーランドなど南半球の国であれば、日本と季節が逆なので、日本の夏に渡航することになります。

オフシーズンは仕事が少ないです。

しかし、初めに語学学校に行くのであれば、語学学校が終わる頃にハイシーズンを迎えるので、卒業後の仕事探しは問題ないです。

海外旅行保険・ワーホリ保険への加入

保険は必要ないと思う人も多いですが、必ず加入しましょう。

日本の保険制度は世界の中でも素晴らしい制度なので、普段気が付かないかも知れませんが、海外での医療費はとても高額です。

 

万が一風邪をこじらせてしまって入院になったら、事故や不注意で怪我をして通院しなくてはいけなくなったら…そんな時に保険に入っておけばよかったと後悔しても後の祭りです。

ちなみに、ワーホリ の人が加入する保険には歯科治療が対象外の場合が多いです。歯の治療は日本で可能な限り済ませておきましょう。

 

ワーホリ保険については、下記記事で詳しく解説しています。

ぜひ、参考にしてくださいね。

5実際に2年間ワーキングホリデーを体験してみた感想

今この記事を読んでいるあなたは、まだワーキングホリデーに行くかどうか迷っていると思います。

また、知人や家族に相談したら 「時間の無駄だからやめておけ」 などと言われて諦めてしまう人もいると思います。

 

しかし、迷っているなら行くべきです。なぜならワーキングホリデービザは年齢制限があるからです。

もし周りにワーキングホリデーに批判的な人がいたとして、その人は海外に長期滞在したことがあるのでしょうか。もしそうでなければただの妬みです。

 

お金のこと、周りのこと全て取り除いて、あなたはどうしたいかだけを考えて、行きたいと言う気持ちがあるのであればぜひ渡航しましょう。

 

渡航先では、今まで観たことのない景色、出会ったことのない人々、考えたこともなかった文化から日々刺激を受けることができます。

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