こんにちは、濱南くにひろです。
お待たせしました!
今回の記事は、濱南旅行記第4弾です!!(パチパチパチパチ~)
僕の旅行記では、実際に訪れた観光地、実際に撮った風景、実際に食べたもの、実際に感じたことをお伝えしていきます。
そして今回はどこをご紹介するかと言いますと、「 日本のふるさと岡山県津山市阿波 」です!
みなさんは岡山といえば何を思い浮かべますか?
桃太郎、倉敷美観地区、白桃やマスカットなどの果物、瀬戸大橋、後楽園、岡山城などなど・・・
今回はご紹介する所は、岡山でも知る人ぞ知る穴場観光地になります。
ですが、にほんの里100選にも選ばれたすごい里なんですよ!
魅力いっぱいの観光地「 岡山県津山市阿波 」についてまとめていくので、ぜひ最後までご覧ください!
1阿波(あば)について
阿波という地名は徳島県では「あわ」と読みますが、ここ岡山では「あば」と読みます。
まずは簡単に岡山県津山市阿波についてまとめていきますね。
阿波ってどこにあるの?
阿波ってどこにあるのでしょうか?
阿波は岡山県津山市に属し、標高450mほどの場所にあります。
津山市自体が岡山県の北部に位置しており、阿波はその津山市の中でもさらに北部に位置します。
つまり、阿波は中国山地の山あいにあり、岡山県と鳥取県との県境にある所です。
にほんの里100選に選ばれた所
阿波は岡山の山あいにあるただの辺ぴな田舎ではありません。
にほんの里100選にも選ばれているすごい里なんです!
過疎化に負けない!「あば村宣言」
昔、阿波は、苫田郡阿波村という地名で「 村 」だったのですが、平成17年の合併により津山市と統合されて正式には「 村 」ではなくなりました。
それから数十年、合併当時は700人だった人口も500人とだんだん少なくなり、140年の歴史ある小学校閉校、幼稚園閉鎖、唯一のガソリンスタンドも潰れ、阿波市役所も規模縮小・・・
まさに過疎化状態です。
しかし、こんな逆境の中でも、未来に向かう挑戦をはじめました。
NPO団体を設立し、地域住民同士で支え合ったり、特産品として無農薬の野菜・お米作りを続けたりしています。
また、ガソリンスタンドの復活、地元の天然木を利用したエネルギーで温泉薪ボイラーの改革をはじめました。
こうした少しずつの取り組みのおかげで、地域住民だけでなく、地域外からの移住者や協力者も増えてきて、「あば村」は活気を取り戻しつつあります。
自治体としての村は無くなってしまったかもしれませんが、新たな自治体の形として、日本の心の故郷として「 あば村 」は存在し続けます。
こうして、「 あば村宣言 」がなされました。
2阿波の観光スポット
それでは阿波の観光スポットをご紹介していきましょう!
温泉、桜、滝、森林公園などたくさん観光スポットがありますよ。
あば温泉で癒される
阿波の一番の観光スポットは、あば温泉です!
山里ののどかな所にある温泉で、地域住民はもとより県内外から多くの人が足を運びます。
とろっとした泉質の美肌の湯
泉質はアルカリ性単純温泉(ラドン含有)で、とろっとした手触りです。
地域住民の間では美肌の湯としても人気です。
効能には、筋肉痛・神経痛・関節痛・五十肩・運動麻痺・うちみ・くじき・冷え性・疲労回復・健康増進などがあります。
桧風呂と岩風呂があり、日ごとに男湯と女湯が入れ替わります。
今なら新型コロナウイルス対策事業のおかげで津山市民は無料で入浴できる!
今なら新型コロナウイルス対策事業のおかげで津山市民は無料であば温泉に入浴できます。
期間は、2020年8月1日~11月31日までの3カ月間です。
必要なものは、津山市民であることがわかるもの(免許証や保険証など)を提示するだけです。
津山市民の方はこの際にぜひあば温泉に来てみてください!
宿泊もできる「あば交流館」
あば温泉のすぐ隣にはあば交流館という旅館があります。
全室6室だけの小旅館です。
宿泊ができるので、阿波で宿泊をお考えの際はぜひ訪れてみてください。
あば温泉にも入れますよ。
アクセス・利用案内
【住所】
〒709-3951 岡山県津山市阿波1200
【電話番号】
TEL:0868-46-7111
【アクセス】
最寄り駅:美作河井駅から車で10分(中国自動車道津山ICから車で45分)
【駐車場】
最寄り駐車場:20台ほどあり
料金:無料
【営業時間】
11:00~21:00(水曜定休日)
【料金】
あば温泉:大人500円 小学生200円 高齢者と障がい者300円
あば交流館:1泊2食付きプラン 7,900円(税込み)~
推定樹齢570年の「尾所の桜」
阿波には推定樹齢約570年の「 尾所(おそ)の桜 」があります。
岡山県指定天然記念物のヤマザクラ
およそ標高480mの場所にぽつんとたたずむ1本の山桜。
その姿は優雅で、気品に満ち溢れています。
樹齢570年の樹姿は壮大で、思わず圧倒されます。
尾所の桜は岡山県指定天然記念物に指定されている貴重な山桜です。
尾所の桜のいわれは、1450年にさかのぼります。
「 山越えをしていた修行僧がここに立ち寄り、持っていた山桜の杖を忘れていってしまった。その杖が根を張り、立派な今の山桜まで成長した」という言い伝えがあります。
時期によってはライトアップも!
尾所の桜が満開になる春(4月中旬~5月初旬)にはライトアップもされます!
幻想的な夜桜を楽しむことができますよ。
アクセス・利用案内
【住所】
〒709-3951 岡山県津山市阿波1927
【アクセス】
最寄り駅:美作河井駅から車で15分(中国自動車道津山ICから車で45分)
【駐車場】
なし
【営業時間】
年中無休
【料金】
無料
【ワンポイントアドバイス!】
満開の時期は遅めで、4月中旬~5月初旬頃になります。
車で来ることをおすすめします。
黒岩に流れる清流「布滝」
阿波には「 布滝(のんだき) 」と呼ばれる観光スポットがあります。
布滝は、標高840mの所にある滝です。
山からの清流が、黒色の玄武岩の上を約50mにわたり放物線を描いて水しぶきをあげながら落下していきます。
その様子がまるで白布をさらしているように見えることから、布滝と名付けられました。
水しぶきが立ち込め、布滝の滝つぼの辺りはマイナスイオンでいっぱいです。
真夏でも肌寒さをおぼえるくらいで、爽涼としています。
アクセス・利用案内
【住所】
〒709-3951 岡山県津山市阿波大杉
【アクセス】
最寄り駅:美作河井駅から車で30分(中国自動車道津山ICから車で60分)
【駐車場】
最寄り駐車場:5台ほどあり
料金:無料
【営業時間】
年中無休
【料金】
無料
【ワンポイントアドバイス!】
車で来ることをおすすめします。道中はかなりの山道なので、安全運転でお越しください。また、冬は凍結の恐れがあるのでスタッドレスタイヤまたはチェーンの装着をお願いします。
自然とふれあう阿波森林公園
自然とふれあうことができる阿波森林公園もありますよ!
「渓流釣り場」でニジマスを釣ろう!
阿波森林公園には渓流釣り場があり、ニジマス釣りや掴み取りを体験できます。
そして、釣った川魚は近くの渓流茶屋でそのまま塩焼きにしてくれます。
新鮮なニジマスの塩焼きは絶品ですよ!
また、阿波森林公園の中にはコテージがいくつかあり、大自然の中で宿泊もできます。
アクセス・利用案内
【住所】
〒709-3951 岡山県津山市阿波3108-4
【電話番号】
TEL:0868-46-2077
【アクセス】
最寄り駅:美作河井駅から車で20分(中国自動車道津山ICから車で45分)
【駐車場】
最寄り駐車場:20台ほどあり
料金:無料
【営業時間】
渓流茶屋:8:00~17:00(火曜定休日)
古来よりこの地を守ってきた「阿波八幡神社」
阿波八幡神社も観光スポットとしておすすめです!
神聖な空気が漂っています。
阿波唯一の神社で、周りには立派な大木がどっしりと構えています。
由緒は西暦705年から
由緒は705年にさかのぼります。
戦乱の度に焼き払われたりもしましたが、出雲の国主尼子晴久、矢筈城主の草苅景継、津山城主の森忠政などの人物が鎮護または再建するなどして、今でも古来の姿が保たれています。
アクセス・利用案内
【住所】
〒709-3951 岡山県津山市阿波1479
【アクセス】
最寄り駅:美作河井駅から車で15分(中国自動車道津山ICから車で45分)
【駐車場】
最寄り駐車場:なし
【営業時間】
年中無休
【料金】
無料
何もない道をのんびり歩く
阿波の魅力は何といっても「 何もないこと 」です。
何もない道をつらつら歩く。
暖かいそよ風
道ばたに生えている草花
土の香り
吸い込まれそうな青空
色えんぴつで塗ったような新緑の鮮やかさ
小川のせせらぎ。
都会の喧騒を忘れて、心がスーッと和んでいきます。
3にほんの故郷「阿波」に行こう!
にほんの故郷「 阿波 」についてご紹介していきました。
いかがだったでしょうか。
みなさんも、にほんの故郷へ一度観光に来てみてはいかがでしょうか?