日常生活では意識をしていませんが、日本の電圧と海外の電圧は違います。
日本の電圧は100V、アメリカでは110V、アジアやヨーロッパでは220～240V程度となっています。
では、電圧が違うと何に困るのでしょうか？？
主に日本の電化製品を海外で使う時に支障が出てきます。日本で作られた電化製品は100V設定になっているため、海外では使えないもしくは電化製品が故障したり発火したりする可能性があります。
では、この電圧の問題はどうやって解決すれば良いのでしょうか？？
そんな時に役立つアイテムが、「変圧器」です。
変圧器は、国や地域によって異なるコンセントの電圧を日本の電化製品向けに変換してくれるのです。
ですが、変圧器と一口に言っても種類はさまざまで、多くの商品が売られています。
どの変圧器を選んで良いのか迷ってしまいますよね。
そこで今回は、変圧器の選び方と変圧器の人気おすすめランキングをご紹介していきます！
ご紹介していく変圧器は、どれもAmazonや楽天市場などの通販サイトで探すことができますので、気になったものはすぐに購入できます。
さまざまな変圧器を比較して、ぜひお気に入りの変圧器を見つけてみてくださいね。
1変圧器とは？
変圧器とは、国や地域によって異なるコンセントの電圧を日本の電化製品向けに変換してくれるアイテムです。
日本に住んでいたら海外との電圧の違いなんか気にしないですよね。
ですが、知らないまま海外旅行に行くと大きな事故や損失を引き起こしかねません。
日本の電化製品をそのまま海外で使うと、使用できなかったり、電化製品が故障・発火したりする可能性があるんです。
そんなトラブルを無くしてくれるのが変圧器というわけです。
2日本の電化製品を海外に持って行った方が良い理由！
「 現地の電化製品を使えば、変圧器なんて要らなくなるのに 」なんていう声も聞こえてきそうです。
もちろん、数日の海外旅行や出張ならそれでいいかもしれません。
ですが、海外留学や海外赴任など長期滞在になる場合、現地の電化製品を使うのにはデメリットが多いんです。
一方で、日本の電化製品を海外に持って行って使った方がメリットがたくさんあります。
-
- 海外製品は性能が悪かったり、使い方がわからなかったりするため
- 現地で電化製品を買わなければならず余分なコストがかかるため
- 現地で買った電化製品は日本では使えないため
- 日本で使い慣れたものを持って行くと安心するため
3海外旅行におすすめ！変圧器のおすすめの選び方！
まずは旅行先の国や地域の電圧が何Vなのかを調べ、それに合った変圧器を選びましょう。
使用する電化製品がスマホなのかドライヤーなのかでも変圧器の種類は変わってきます。使用する電化製品に応じたワット数で選びましょう。
変圧器にはトランス式と電子式の2タイプがあります。使用する電化製品に応じてどちらを利用するべきか決めましょう。
コンセントの形が日本と海外では違います。変換プラグがセットになっているかどうかも重要なポイントです。
どうせ変圧器を使うなら快適に使いたいものです。複数のUSB差し込み口があったり、コードが長いものなどできるだけ利便性に優れたものを選びましょう。
日本の電化製品には対応電圧が100～240Vと幅広く対応できるものがあります。この場合変圧器は必要ありません。ですので、まずは海外で使いたい電化製品がどれくらいの電圧まで対応可能なのか調べてみましょう。変圧器を探すのはそれからです。
4著者のおすすめ変圧器をご紹介！！
ドライヤーなどは現地のホテルの物を使えば良いですし、個人的には海外でスマートフォンの充電ができれば充分かなと思っています。BESTEKは変圧器製造メーカーでも有名メーカーなので安心ですし、変換プラグなどがセットになっている所もすごく魅力だと感じています。小型で軽量ですし、海外旅行にはこれさえあれば困りません。
5変圧器の選び方を詳しく紹介！
変圧器と一口に言っても種類はさまざまで、多くの商品が売られています。電化製品を取り扱う店舗や、Amazonや楽天市場などの通販サイトでも変圧器をよく見かけます。変圧器で有名なブランドにはrainybやbestekなどのメーカーがあり、その他にも多くのメーカーが変圧器を販売しています。
これでは、どの変圧器を選んで良いのか迷ってしまいますよね。
そこで、ここでは変圧器を選ぶ際のポイントを5つ詳しく紹介していきたいと思います。
変圧器を選ぶ時の参考にしてみてください。
変圧器の選び方！旅行先の電圧に応じたものを選ぶ
まず大切なのが、旅行先の電圧に応じた変圧器を選ぶということです。日本の電圧は100Vですが、電圧は世界各国で異なります。旅行先の電圧がいくらなのか調べ、それから変圧器を選びましょう。
もし良ければ下の表を参考にしてみてください。
世界各国の電圧をまとめています。
| 国名 | 電圧（V） |
|---|---|
| 日本 | 100 |
| 台湾 | 110 |
| アメリカ | 120 |
| カナダ | 120 |
| グアム・サイパン | 120 |
| ハワイ | 120 |
| メキシコ | 120 |
| ベトナム | 220 |
| フィリピン | 220 |
| 韓国 | 220 |
| タイ | 220 |
| ロシア | 220 |
| 中国 | 220 |
| インドネシア | 220 |
| マレーシア | 220 |
| 香港 | 220 |
| ブラジル | 220 |
| イタリア | 220 |
| スペイン | 220 |
| フランス | 220 |
| オランダ | 220 |
| ドイツ | 220 |
| オーストリア | 220 |
| スイス | 220 |
| インド | 220～240 |
| シンガポール | 230 |
| ニュージーランド | 230 |
| アラブ首長国連邦 | 220～240 |
| イギリス | 240 |
| オーストラリア | 240～250 |
変圧器の選び方！電化製品に応じたワット数で選ぶ
海外で使いたい電化製品がどれくらいのワット数（WまたはVA）であるのかも重要です。
ワット数（消費電力）は必ず確認しておきましょう。
例えば、ドライヤーは600～1,200Wなので変圧器も同じくらいのワット数であるものを選ばなければなりません。
電化製品ごとのワット数を以下の表にまとめたので、参考にしてみてください。
| 電化製品名 | ワット数（W） |
|---|---|
| ゲーム機 | 10～30 |
| HDDレコーダー | 10～30 |
| ラジカセ | 10～50 |
| DVDレコーダー | 20～50 |
| プリンター | 10～30 |
| 加湿器 | 10～40 |
| 空気清浄機 | 20～70 |
| 扇風機 | 30～60 |
| 電気毛布 | 50～80 |
| 美顔器 | 5～300 |
| 液晶テレビ | 100～300 |
| 冷蔵庫 | 100～300 |
| パソコン | 100～300 |
| 洗濯機 | 300～600 |
| ホームベーカリー | 300～600 |
| こたつ | 300～600 |
| 乾燥機 | 500～700 |
| ホットカーペット | 500～800 |
| 掃除機 | 850～1000 |
| 食器乾燥機 | 200～500 |
| 遠赤外線ヒーター | 250～1100 |
| たこ焼き器 | 500～700 |
| 炊飯器 | 350～1300 |
| ドライヤー | 600～1200 |
| 電気ケトル | 900～1300 |
| アイロン | 1200～1400 |
| 電子レンジ | 1000～1450 |
| ホットプレート | 1100～1300 |
こう見ると、熱器具やモーターが内蔵されているものは消費電力が大きい傾向にあります。
変圧器の選び方！使用する電化製品のタイプで選ぶ
スマートフォンやパソコンならトランス式
トランス式の変圧器はスマートフォンやパソコン、カメラなどの精密機械を含めてほぼ全ての電化製品に使えます。スマートフォンやタブレット端末の充電を考えている際は、こちらのトランス式変圧器を使ってください。
欠点としては、ワット数が大きくなればなるほど変圧器自体の重さや大きさも増えていくという点です。あまりに大きくて重い変圧器は持ち運びに不便なので、なるべくワット数の小さいトランス式変圧器をおすすめします。
ワット数の大きいものなら電子式
熱器具やモーターが内蔵されているワット数の高い電化製品を使うなら、電子式の変圧器をおすすめします。ワット数が大きくても変圧器自体は軽いので、持ち運びにも困りません。
欠点としては、スマートフォンやパソコンなどの精密機械、温度調整が可能なIHなどの熱器具は使えないということです。
電子式変圧器に対応していないものを無理やり使おうとすると破損や発火の原因になるので気をつけましょう。
変圧器の選び方！変換プラグがセットになっているものを選ぶ
「 変圧器はあるのにプラグ形状が違って使えない 」なんてことがないように、変圧器と形状変換プラグがセットになっているものを選ぶと安心です。
世界で使用されているプラグの形状は「 A・B・B3・BF・C・O・O2・SE 」の8つです。
旅行先の国や地域がどのプラグ形状を用いているかチェックしておきましょう。
変圧器の選び方！使い勝手で選ぶ
スマホやタブレットの充電にはUSB端子があると便利
海外ではコードが長いタイプが安心
6変圧器の人気おすすめランキング10選！
それではいよいよ変圧器の人気おすすめランキングをご紹介していきます。
2020年8月現在のAmazon売れ筋ランキングをもとにランキングを作成しています。
いくつかの商品を比較して、お気に入りの変圧器を見つけてみてくださいね。
トランス式変圧器の人気おすすめランキング５選！
スマートフォンやカメラなどの精密機械を充電するならトランス式変圧器がおすすめ！
トランス式変圧器のランキングを5選ご紹介していきます。
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電子式変圧器の人気おすすめランキング５選！
ドライヤーやアイロンなどの熱器具には電子式変圧器がおすすめです。
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7変換器が必要ない場合もあります！
日本で作られた電化製品でも、対応できる電圧が100～250Vと表記されている場合は変圧器を使わなくても大丈夫です。
海外へ持って行く電化製品がどれくらいまでの電圧に対応しているか事前にチェックしておきましょう。
無駄に変圧器を購入してしまってお金を損したということがないようにしてくださいね。
8他にも海外旅行に必要なアイテムはたくさん！
変圧器の他にも海外旅行に必要なアイテムはたくさんあります！
ネックピローなどの安眠グッズ、パスポートケース、旅カメラまで。
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９お気に入りの変圧器を見つけましょう！
いかがだったでしょうか？
変圧器の選び方と人気おすすめランキングをご紹介していきました。
今回の記事を参考にして、ぜひお気に入りの変圧器を見つけてみてくださいね。
