「ワーキングホリデーで海外生活してみたいけど、知らない人と暮らすのはちょっと…」
「シェアハウスとかホームステイってよく聞くけど、日本みたいにアパートで一人暮らしできるの?」
ワーキングホリデーで滞在する時は、ほとんどの人がシェアハウスやホームステイで滞在しますが、一人暮らしすることも可能です。
今回は、ワーキングホリデーでの一人暮らしや、その他の滞在方法などについて解説します。
ワーキングホリデーで一人暮らしをしたいと思っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
1ワーキングホリデーで一人暮らしはできる?
海外でアルバイトしたり、学校に通ったり、観光ができたり、なんでも楽しめるワーキングホリデー。
そんなワーキングホリデービザの人も、一人暮らしをすることはできます。
ただ、一般的ではなくハードルは高いです。
ここでは、ワーホリで一人暮らしがおすすめな人や、メリット・デメリットなどについて解説します。
そもそもワーホリ って何?と言う人はこちらの記事を参考にしてみてくださいね。
こんな人にはワーホリ一人暮らしがおすすめ
ワーホリで一人暮らしがおすすめな人はこんな人です。
- お金が十分にある・渡航後も安定した収入がある人
- 英語力が高い人
- 誰かに合わせるのが嫌いな人
- 社交的な人
- 現地に知り合いがいる人
それでは一つずつ解説します。
ワーキングホリデーで一人暮らししたいと思っている人の参考になれば幸いです。
お金が十分にある・渡航後も安定した収入がある人
ワーキングホリデーの人が一人暮らしをしない理由のほとんどは、お金の問題。
アパートを借りて一人暮らしとなると、シェアハウスの何倍もの賃料がかかります。
たとえば、ワーホリで人気のオーストラリアは物価が高いです。
大都市シドニーで家具付きのワンルームアパートの場合、賃料は最低でも毎月10万〜15万。
上記の家賃に加えて、仕事をしなくても生活できるくらい、潤沢な資金がある人や、滞在中も安定して収入がある人は一人暮らしをおすすめできます。
ワーホリの費用について気になる人は、こちらの記事をご覧ください。
英語力が高い人
渡航前から英語力が高い人は、一人暮らしがおすすめ。
日本でアパートを借りる時は、不動産仲介業者を通して部屋を探しますよね。
海外でも同じです。
そのため、部屋探し、内見、契約の締結まで全て英語で行う必要があります。
不動産用語は難しい言葉が多いので、意味がわからずに契約してしまうと、あとで大きな問題になりかねません。
英語力に自信がある人は、一人暮らしに挑戦するのもありです。
英語力に自信がない…と言う人は、こちらの記事をご覧ください。
誰かに合わせるのが嫌いな人
シェアハウスやルームシェアなど、共同生活ではお風呂やキッチン、トイレなど、使おうと思ってたのに誰かが使っていて使えない…
なんていう煩わしさがあります。
しかし一人暮らしをすれば、誰にも合わせる必要がなく、あなたの自由に使うことが可能。
誰かに合わせることがストレスだという人は、一人暮らしを検討することをおすすめします。
社交的な人
どうして社交的な人に一人暮らしがおすすめなの?
と疑問に思うかも知れませんが、逆を言うと、社交的でない人には一人暮らしがおすすめできないということです。
シェアハウスなら、誰かと一緒に暮らすことで友達ができる可能性が高いです。
しかし、一人暮らしは自分だけの空間が手に入る一方で、孤立気味に。
そのため、自分から率先してコミュニティに参加して友達を作らないと、孤独なワーホリになってしまいます。
環境がなくてもどんどん積極的に友達を作れるという人は、一人暮らしもおすすめです。
現地に知り合いがいる人
現地の不動産会社を通してアパートを借りる場合、知人や同僚などからの推薦状のようなものが必要な場合があります。
これはreferenceと言って、あなたが信頼できる人なのか見るものです。
不動産を借りるときは、あなたに支払い能力があるかどうか、人柄に問題ないかが重視されます。
それらを証明できる書類が必要と言うわけです。
現地に永住権を持っている知人がいる場合、このような書類も準備できるため、一人暮らしがおすすめ。
ワーホリで一人暮らしするメリット
ワーキングホリデーで一人暮らしするメリットは以下の通りです。
自由な時間を満喫できる!
ワーホリ の1年間は何をしてもOK。
一人暮らしをすれば自由度はさらに高く、勉強や趣味に没頭することができます。
周りに合わせる必要がないから生活スタイルも自由!
シェアハウスの場合、自分の使いたい時に共有スペースが使えなかったり、物音に気を使わないといけません。
特にヘアドライヤーやキッチンの換気扇の音、洗濯機の音などは、寝ている人にとっては大迷惑。
また、ルームシェアの場合、誰かと同じ部屋を共有するので、部屋の電気を使うときはお互い気を使います。
一人暮らしなら、そのようなストレスはゼロです。
ワーホリで一人暮らしするデメリット
ワーキングホリデーで一人暮らしをするデメリットは、以下の通りです。
- 賃貸探しや賃貸契約が大変
- シェアハウスに比べて家賃が高額
- 家具や家電などを揃えないといけない
- 自分から行動しないと、現地の人と交流できない
それでは一つずつ解説します。
賃貸探しや賃貸契約が大変
先ほどのおすすめな人でも解説しましたが、不動産の賃貸手続きは全て現地の言葉でこなす必要があります。
日本語対応の不動産会社は探せばあるかもしれませんが、数が少ないため、条件のいい物件を探しのは難しいでしょう。
シェアハウスに比べて家賃が高額
シェアハウスが安いのは、一部屋もしくは一軒の賃料を複数人でシェアするからです。
一人暮らしをすると、自由な分賃料が高額になりがちです。
家具や家電などを揃えないといけない
ワーホリ で一年滞在するために家具や家電を揃えないといけないのは、現実的ではありませんよね。
家具や家電付きの物件は、探せばありますが、その分賃料は上がってしまいます。
自分から行動しないと、現地の人と交流できない
日本で生活していてもそうですが、アパートの隣の人とわざわざ友達になったり仲良くしないですよね。
海外の人はフレンドリーなので、頑張れば仲良くなれますが、友達をたくさん作りたいと言う人は、積極的に友達作りをする必要があります。
2ワーキングホリデーは一人暮らし以外にどんな方法がある?
ワーキングホリデーで海外に滞在するには、一人暮らし以外に、以下の方法があります。
- ルームシェア・シェアハウス
- ホームステイ
- バックパッカー
それでは一つずつ解説します。
ルームシェア・シェアハウス
日本でもルームシェア・シェアハウスという言葉をよく聞くようになりましたが、海外ではこの住み方がとても身近で、気軽に部屋探しができます。
ルームシェアとは、一つの部屋に複数人で住むことで、シェアハウスとは、一つの家に複数人で住むことです。
シェアハウスは、一つの部屋に1〜4人で住むのが一般的。
賃料は、一つの部屋の人数が多いほど安くなります。
ちなみに、1人部屋のことをオウンルームと言うので、一人部屋がいい人は、オウンルームを探しましょう。
ルームシェア・シェアハウスの相場を紹介
ルームシェアの相場は、滞在都市によって大きく変わるので、一概には言えません。
例えば、郊外よりも大都市の方が相場は高額です。
また、一部屋の人数が多いより少ない方が高額になってしまいます。
ルームシェア・シェアハウスの探し方
ルームシェアやシェアハウスを探すのに一般的なのは、現地のWebサイトを使うことです。
海外には、部屋探し用のWebサイトがたくさんあり、日本語のサイトも探すことが可能です。
Webサイトには、部屋を貸したいオーナーが部屋の情報を登録しているので、いつでも探すことが可能です。
そして、気に入った部屋が見つかったら直接オーナーにメッセージを送り、内見(インスペクション)の予約を取ります。
内見をして気に入ったら、そのまま入居日や条件の確認をして終了です。
Webサイトの他に、Facebookのコミュニティで物件を探すのもおすすめですよ!
ホームステイ
ホームステイとは、留学生の受け入れをしている現地の人の家で暮らすことです。
賃料は食費込みなので、食費の心配をする必要がありません。
ただし、食費込みの分、賃料はシェアハウスよりも高くなります。
現地の人の家で生活するので、洗濯の回数、シャワーの時間、帰宅時間を伝えるなど滞在先によってはルールがきっちり決まっていることもあるので注意しましょう。
ホームステイの相場を紹介
ホームステイの相場も国によって変わりますが、ワーホリ で人気のオーストラリアは$250/週(約1800円)ほどです。
ホームステイ先の探し方
ホームステイは通常、語学学校経由、留学エージェント経由で探します。
語学学校の場合、困った時の相談なども全て英語対応なので、日本語対応がいい人は、留学エージェント経由がおすすめです。
バックパッカー
バックパッカーとは、低予算で滞在できる宿のことです。
基本的に相部屋で、4〜10人が一般的。また、男性・女性専用部屋だけでなく、男女混合部屋もあります。
バックパッカーによりますが、キッチン、シャワー、トイレは宿全体で共同のところが多く、100人で3〜5つのトイレやシャワーを共同なんて言うことも珍しくありません。
中には室内だけでなく、キャンプサイト(建物の外)をレンタルしているバックパッカーもあるので、サバイバル精神旺盛な人におすすめです。
バックパッカー宿の相場を紹介
バックパッカーの相場は部屋の人数によって変わりますが、安いところだと一泊2,000円ほどで滞在可能です。
一部屋の人数が多いほど安くなる傾向にあります。
バックパッカー宿の探し方
バックパッカーを探すときは、FacebookのコミュニティかGoogleなどで、滞在都市のバックパッカーを検索する方法がおすすめです。
シェアハウスと違ってバックパッカーは基本的に、それぞれのWebサイトを持っていて、問い合わせ先が記載されています。
インターネットで評判のいいバックパッカーを探しましょう。
また、インターネットで検索すると、過去にバックパッカーに滞在した人のブログなどでも情報を得ることが可能です。
3ワーキングホリデー中の「一人暮らし」「ルームシェア」「ホームステイ」の違いを紹介
ここでは、ワーキングホリデー中の「一人暮らし」「ルームシェア」「ホームステイ」の違いについて解説します。
一人の空間を最優先するなら一人暮らし
一人の空間を最優先したいなら、断トツで一人暮らしがおすすめです。
シェアハウスで一人部屋に住めば、ある程度のプライバシーはあります。
しかし、ワーホリ に来ている人はおしゃべり大好き、もっとみんなと仲良くしたい!と言う人が多いです。
一人になりたいと思っても、どんどん話しかけられることも珍しくありません。
ホームステイでも同じことが言えて、特に子供がいるホストファミリーの場合、一人部屋だとしても子供が入ってくる可能性もあります。
学校の勉強に集中したいと言う人にとってはきついと感じることも...
より多くの人と交流したいならルームシェア
ワーキングホリデーで、
- 多くの友達がほしい!
- 多くの人と話したい!
この様な方には、ルームシェアがおすすめです。
日本の生活からは考えられないかも知れませんが、ワーホリ に来る人は滞在期間が短く、3ヶ月くらいで引っ越すのは普通です。
別れも多いですが、その分出会いもたくさんあります。
特にルームシェアでは、一緒に過ごす時間が長いため、気が合えば一気に仲良くなることが可能ですよ!
同じ部屋でなくても、同じ家の人とみんなで一緒にご飯を食べたり、料理をしたり、交流する機会がたくさんあります。
現地の文化に触れたいならホームステイ
せっかくワーホリで海外に滞在するなら、現地の文化に触れたいと思いますよね。
そんな人はホームステイがおすすめ。
意外かも知れませんが、ルームシェアで現地の人と一緒に住む確率は、意外と低確率。
特に大きな都市では、アジア人のワーホリ が多いです。
現地の人と一緒に暮らせたとしても、多くの場合、フルタイムで仕事をしていることが多いので、生活リズムが違います。
そのため、友達になるのは厳しいかもしれません。
ホームステイの受け入れ先なら、ほとんどが現地の人なので、現地の文化に触れながら生活することが可能です。
4一人暮らしよりもシェアハウスがおすすめ
今回は、ワーキングホリデーでの一人暮らしについてや、その他の滞在方法などについて解説しました。
自由度が高い一人暮らしは快適ですが、せっかく海外に長期間滞在するのですから、日本ではできない体験をすることをおすすめします。
シェアハウスやルームシェアで、見ず知らずの人と暮らすなんて、日本ではあまりしないですよね。
より多くの人と交流することで、刺激溢れる毎日を過ごすことができるシェアハウスなら、一生の思い出になりますよ。