その「プライオリティパス」ってカードを持つと、どういった良いことがあるの?
空港での待ち時間をゆったりと過ごせるようになるカード。
それが、プライオリティパスかな。
ぜひ、プライオリティパスについて、詳しく教えてほしいな!
1VIPラウンジ使い放題!PriorityPass(プライオリティパス)って何?
PriorityPassを日本語に直すと、「優先パス」
プライオリティパスを持っていれば、本記事執筆時点(2020年3月2日)で世界148か国600を超える都市にある1,300か所以上の空港VIPラウンジへアクセスできるようになります。
空港のVIPラウンジでは、多くの場合お食事やドリンク、さらにはアルコール類まで無料でいただくことができます。
しかし、本来空港のラウンジを使うには、ビジネスクラス以上の利用など厳しい条件を達成しなければなりません。
プライオリティパスを持っていれば、そのようなラウンジを無条件で利用できるようになるのです。
しかも、出国審査後にあるラウンジ(エアサイドラウンジ)も多く利用できるため、飛行機の出発時間ぎりぎりまでラウンジ内でくつろぐことができるのです。
空港のVIPラウンジ。気になりますよね!
実際にプライオリティパスで利用できるラウンジを一部ご紹介いたします。
これからご紹介するラウンジは、すべて自分自身が行ったことのあるラウンジになります。
Blossom Lounge(ブロッサムラウンジ)
ブロッサムラウンジは、シンガポールチャンギ国際空港第4ターミナルにあるエアサイドラウンジです。
ビジネスクラス利用者の指定ラウンジにもされている、お食事がとてもおいしいラウンジとなっています。
ここのラウンジでは、炭水化物から野菜、デザートまでしっかりと楽しむことができるようになっています。
また、アルコール類も飲み放題です!
とても空いておりゆっくりとした時間を過ごすことができます。
ブロッサムラウンジについて、もっと詳しく知りたい方は
下記記事もご覧ください。
The Haven by Jet Quay(ザ・ヘイブンジェットキー)
ここのラウンジも、シンガポールチャンギ国際空港の第3ターミナル「ランドサイドラウンジ」です。
「ランドサイドラウンジ」という部分がとても重要で、ランドサイドラウンジとは入国した後にあるラウンジのことを言います。
先ほど紹介した、ブロッサムラウンジはエアサイドラウンジ。
入国前のエリアにあるラウンジです。
ランドサイド側にあることで、入国し荷物を受け取った後にもラウンジを利用できる。
しかも、ここのラウンジは24時間営業。
そう、一泊できてしまうのです。
しかも、シャワーや食事まで無料でいただくことができるのです。
プライオリティパスを持っていれば、無料で一泊することができます。
詳しくは下記記事をご覧ください。
日本食レストランTGMで1食無料
こちらは、シンガポールチャンギ国際空港第2ターミナルにある日本食レストラン「TGM」
なんと、プライオリティパスを持っていれば1食無料でいただくことができます。
10種類くらいの中から、好きな定食を1種類選ぶ形です。
刺身定食屋、生姜焼き定食など豊富な種類が用意されていました。
後ほど詳しくご説明しますが、プライオリティパスで利用する場合、1回分のラウンジ利用としてカウントされます。
僕は、お刺身定食を注文しました!
関西空港の「ぼてぢゅう」で3,400円分まで無料
いままで、シンガポールでの特典ばかりご紹介してきましたが、
もちろん、日本国内でもプライオリティパスは活躍します。
プライオリティパスを持っていれば、関西空港のランドサイドにある「ぼてぢゅう」というお店で、3,400円分まで無料でいただくことができるのです。
こちらも、プライオリティパスを利用した場合ラウンジ1回分の利用としてカウントされ、同伴者がいる場合1名につき$32が発生します。
その代わり、無料でいただける金額も人数に応じて増えていきます。
プレステージ会員の人が、同伴者1名連れて行った場合、
同伴者料金1名分($32)の支払いで、6,800円分まで無料で食べられるということですね。
今回ぼてぢゅうでいただいたお料理はこちらです!
僕は友達と行き、同伴者料金1名分の支払いで6,124円分をおいしくいただきました。
プライオリティパスの種類と料金
これだけ豊富な特典を提供している「プライオリティパス」
さぞ、会員になるための料金もお高いのでは?そう思われている方も多いことでしょう。
結論から言うと、プライオリティパスの会員になるためには
高額な料金を支払わなければなりません...
プライオリティパスには3種類あり、会員種別に応じた年会費を支払うことで会員になることができます。
プライオリティパスの年会費はこのようになっています。
会員種別 | 年会費 | 本人無料回数 | 同伴者料金 |
スタンダード | $99 | 0 | $32 |
スタンダードプラス | $299 | 10 | $32 |
プレステージ | $429 | 無制限 | $32 |
→→→→→→→→→→→→
このような価格設定となっています。
同伴者がいる場合、どの会員種別でも同伴者料金$32が発生します。
また、本人無料回数を超えた場合、その都度$32を支払う必要があります。
要するに、スタンダード会員はラウンジでのアクセス権のみの販売で、実際に利用する場合一回につき$32を支払う必要があるのです。
同伴者がいる場合、さらに$32。
スタンダードプラス会員も年間10回以上ラウンジを利用したら、その後1回利用するごとに$32が発生してしまい、同伴者を連れてきた場合さらに$32が発生していしまします。
プレステージ会員は、本人は無制限に利用できますが、同伴者がいる場合$32が発生してしまいます。
また、年会費もものすごく高額です...
もっと安くプライオリティパスを手に入れる方法は何かないの?
本当は秘密だけど、タビケモノ君には特別に教えてあげるね。
2クレジットカードの特典で安くプライオリティパスを手に入れよう!
普通にプライオリティパスを申し込むと、スタンダード会員で$99。
しかも、プライオリティパスを申し込んだということは一回以上はラウンジを利用するはずなので$99に$32がさらに発生します。
合計で$131。日本円に直すと1ドル110円計算で14,410円となります。
しかし、クレジットカードに付帯するプライオリティパスを申し込むことで、より上の会員種別のプライオリティパスが格安で手に入る場合があるのです。
プライオリティパスが欲しい場合、公式サイトから申し込むようなことはせず、必ずクレジットカードの特典として入手するようにしましょう。
☆プライオリティパス付帯のクレジットカード☆
カード名 | 年会費 | プライオリティパス種別 | 同伴者料金 |
楽天プレミアムカード | 11,000円 | プレステージ会員 | 3,300円 |
楽天ブラックカード | 33,000円 | プレステージ会員 | 2名まで無料※1 |
MUFG プラチナカード | 22,000円 | プレステージ会員 | 2,200円※4 |
アメックスグリーン | 12,000円 | スタンダード会員 | $32 |
アメックスゴールド | 29,000円 | スタンダード会員※5 | $32 |
アメックスセンチュリオン | 330,000円 | プレステージ会員 | 2名まで無料※3 |
JCBプラチナ | 27,500円 | プレステージ会員 | 2,200円 |
JCB The class |
55,000円 | プレステージ会員 | 1名まで無料※2 |
スルガVISAインフィニット |
132,000円 | プレステージ会員 | 4名まで無料※1 |
→→→→→→→→→→
※1 無料利用可能人数以降の同伴者利用には1名につき3,300円が必要
※2 2名以上の利用には1名につき2,200円が必要
※3 2名以降の利用には1名につき$32が必要
※4 2020年6月1日利用分より、同伴者料金を3,300円へ改定
※5 スタンダード会員ですが、アメックスオリジナル特典により年2回まで無料利用可能
※6 料金はすべて消費税率10%で計算
このような料金設定となっています。
個人的に、一番お勧めしたいクレジットカードが「楽天プレミアムカード」
どのプライオリティパス付帯クレジットカードよりも年会費が格安で、さらにプライオリティパスの最上級会員である「プレステージ会員資格」を手に入れることができるからです。
楽天プレミアムカードについては下記記事で詳しく紹介しているので、ぜひご覧ください。
3プライオリティパスのまとめ
国内線ですら、どんなに遅くても30分以上前には空港でチェックインを済ませておかなければなりませんが、国際線の利用となると、どんなに遅くとも1時間前にはチェックインを済ませておかなければなりません。
国内線の利用ならまだしも、国際線の利用となると空港での待ち時間がものすごく多くなってしまいます。
そこで登場するのが、プライオリティパス。
このカードがあれば、空港での待ち時間を有意義なものに変えてくれます。
お食事を食べたり、シャワーを浴びたりしていればあっという間に搭乗時間。
固い椅子で狭い空間。そんな待合室でずっと待っている必要はありません。
また、プライオリティパスを持ち出してから、
ラウンジを利用したいあまり、かなり早い時間へ空港へ向かうようになりました。
これが僕にとっては大きなメリットとなり、
絶対に飛行機を乗り過ごすことがなくなったのです。
プライオリティパスをまだ持っていなかったころ、エアアジアで出発空港を間違えて、乗り過ごしてしまったことがあります。
チケットが無効となり、買い直しとなってしましました。。。
→【初めての海外旅行1】羽田空港・成田空港を間違え飛行機に乗れない!約4万円を失った話
初めての海外旅行とあり、かなり早く2時間前には「羽田空港」へ到着していたのですが、
実際の出発空港は「成田空港」
急いで成田空港へと向かいましたが、間に合いませんでした。
あと30分。あと30分早くついていれば間に合ったのに、とても残念です。
しかし、プライオリティパスを持つようになってから、3時間前くらいには空港に行くようになっています。
それでラウンジホッピングを楽しんでいます(笑)
プライオリティパスを持つことで、ラウンジ目当てで早く空港に行くようになり、
結果的に飛行機への乗り遅れを防げるという、隠れたメリットも併せ持っています。(笑)
何が言いたいかというと、それくらいプライオリティパスで利用できるラウンジは快適です。
ぜひ、発行を検討してみるのはいかがでしょうか。