「利用付帯」と「自動付帯」とでは大きく違い、選択を誤ってしまうといざ保険金を請求しようとしたときに保険適用外と言われてしまうこともあるんだよ。
よし、今日はクレジットカードに付帯している保険サービスの「利用付帯」と「自動付帯」について学んでいこう!
1クレジットカードの付帯保険の利用付帯と自動付帯の違いとは
クレジットカードの付帯サービスとして旅行保険を提供しているカード会社が多くあります。
この旅行保険は海外旅行や国内旅行の際とっても頼りになる存在なのですが、この旅行保険は「利用付帯」と「自動付帯」この2種類に分類できるのです。
自動付帯と利用付帯。
たった2文字の違いですが、この2つのサービスは大きく違ってくるのです。
この2つの違いをしっかりと理解しないでいると、いざ旅行中の事故にあってしまったときに保険金を請求しても「あなたは保証の対象外です」
そういわれてしまうかもしれません。
この記事でクレジットカードに付帯する「自動付帯」と「利用付帯」
この2つの違いをしっかりと理解し、クレジットカードをお得に活用していってくださいね!
自動付帯>利用付帯
まず結論から言います。
「自動付帯」と「利用付帯」
同じような補償内容なら必ず「自動付帯」のクレジットカードを選ぶようにしましょう。
なぜなら「利用付帯」よりも「自動付帯」の方が格段に使いやすいのです。
利用付帯と自動付帯のメリットとデメリットをまとめてみました。
メリット | デメリット | |
自動付帯 | 何もしなくても、クレジットカードを保有しているだけで保険が適用される。 | ほとんどの場合、出国から90日間のみの保証 |
利用付帯 | 自動付帯よりも比較的手厚い保証が受けられるものが多い | 旅行前に旅行に関する費用(航空券やホテルなど)の支払いが必要 |
そう、利用付帯は旅行前に旅行に関する一部の費用の決算が必要なのです。
それに対し「自動付帯」の場合持っているだけで自動的に適用され、旅行前の手続き一切不要で旅行へ旅立てるのです。
これが「自動付帯」と「利用付帯」の大きな違い。
何もしなくても保険が適用できる「自動付帯」と旅行前に旅行に関する費用を決算する必要がある「利用付帯」とでは、何もしなくても勝手に保険が適用される「自動付帯」に軍配が上がります。
でも、クレジットカードの保険だけを頼りにするのはあまりお勧めしないよ。
クレジットカードの保険だけでは不十分?
年会費無料で海外旅行保険が充実していると言われている「エポスカード」の保証内容を見てみましょう。
保険種別 | 保証金額 |
損害死亡・後遺障害 | 500万円 |
損害治療費用 | 200万円 |
疾病治療費用 | 270万円 |
損害賠償 | 2,000万円 |
救護者費用 | 100万円 |
携行品損害(免責3千円) | 20万円 |
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年会費無料なのにもかかわらずこれだけの保証をしてくれる「エポスカード」はとても優秀ですが、
現実はというと...
国名 | 内容 | 支払保険金 |
アメリカ | コンビニで買い物中に意識を失い、救急車で搬送。心不全と診断され25日間の入院。医師・看護師が付き添い医療搬送。 | 2,347万円 |
ハワイ | 往路機内で意識を失い着陸後に救急車で搬送。脳梗塞と診断され16日間入院。家族が駆けつける。医師・看護師が付き添い医療搬送。 | 1,833万円 |
南アフリカ | クルーズ船内で胸の痛みを訴え、下船し救急車で搬送。気胸・肺炎と診断され36日間入院・手術。家族が駆けつける。医師・看護師が付き添いチャーター機で医療搬送。 | 2,414万円 |
ブルネイ | クルーズ中に下痢・嘔吐・食欲不振等で衰弱したため下船し受診。肺炎と診断され123日間入院。家族が駆けつける。医師・看護師が付き添いチャーター機で医療搬送。 | 1,888万円 |
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参考:価格.com
残念ながら、クレジットカードの付帯保険だけでは全然保証金額が足りないのが現状です。
もしもの時のために、カッパさんにお皿吹きのアルバイトのお給料上げてもらえるように頼んでおかないと...
せっかく楽しみにしてやってきた海外旅行。そのせいで人生台無しにしてしまっては元も子もありません。
だからと言って、起きるかもわからない。
そんなリスクに対して余分にお金を支払いたくないですよね。僕なら正直、海外旅行保険にお金をかけるくらいならその分美味しいものを食べたり、いいホテルに泊まったりしたいです。
実は、旅行損害保険は合算できるです!
皆さんはクレジットカードに付帯する旅行保険が複数のカードの保険と合算できることをご存知でしたか?
あまり知られていませんが、クレジットカードに付帯している旅行保険は複数のカードと合算することができるのです。
保険種別 | 合算 |
損害死亡・後遺障害 | 持っているカードで一番高額な補償が適用 |
損害治療費用 | 合算可能 |
疾病治療費用 | 合算可能 |
損害賠償 | 合算可能 |
救護者費用 | 合算可能 |
携行品損害 | 合算可能 |
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このように、死亡・後遺障害の保証以外はすべてほかのクレジットカードと合算することができるのです。
ようするに、自動付帯の旅行保険が付帯しているクレジットカードを複数枚持てば、どんどんと保証を手厚くしていくことができるのです。
保険目的でおすすめのクレジットカード
エポスカード
年会費 | 永年無料 | 国際ブランド | VISA |
基本還元率 | 0.5% | 付帯保険 | 自動付帯:海外 |
付帯電子マネー | なし | 発行会社 | エポスカード |
→→→→→→→→→→→→
付帯保険
保険種別 | 保証金額 |
損害死亡・後遺障害 | 500万円 |
損害治療費用 | 200万円 |
疾病治療費用 | 270万円 |
損害賠償 | 2,000万円 |
救護者費用 | 100万円 |
携行品損害(免責3千円) | 20万円 |
→→→→→→
三井住友カードクラシックA
年会費 | 初年度無料:通常1,500円+税 | 国際ブランド | VISA・Master |
基本還元率 | 0.5% | 付帯保険 | 自動付帯:国内・海外 |
付帯電子マネー | ID・PiTaPa | 発行会社 | 三井住友カード |
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付帯保険
保険種別 | 保証金額 |
損害死亡・後遺障害 | 300万(利用付帯:2,000万) |
損害治療費用 | 100万円 |
疾病治療費用 | 10万円 |
損害賠償 | 2,500万円 |
救護者費用 | 150万円 |
携行品損害(免責3千円) | 20万円 |
→→→→→→
保険種別 | 保証金額 |
損害死亡・後遺障害 | 300万(利用付帯:2,000万) |
損害治療費用 | 0万円 |
疾病治療費用 | 0万円 |
損害賠償 | 0万円 |
救護者費用 | 0万円 |
携行品損害 | 0万円 |
→→→→→→
どれもとってもおすすめできる一枚だけど、旅行好きはこれ一枚ってカードもあるんだ。
ただ、年会費が3万円超えと少し高額で、万人受けするカードではない点が欠点だけど。。。
もし気になる方はこの記事も見てみてね。
2クレジットカードの申し込みはポイントサイトからがお得!
当ブログでは以前から何回も言っていますが、クレジットカードの申し込みは「ポイントサイト」と呼ばれるサイトを経由して申し込むことをお勧めします。
なぜなら、公式サイトの提供している特典に加えてポイントサイトからもポイントがもらえるから。
しかも、クレジットカード申し込みの案件は高単価なものが多く、とてもおすすめです!
2020年1月29日現在、三井住友 クラシックカードAの案件は僕の利用しているポイントサイト
- すぐたま
- ちょびリッチ
- Gポイント
- ハピタス
- モッピー
にはありませんでしたが、エポスカードの案件が「ちょびリッチ」というサイトに掲載されていました。
ちょびリッチのポイントは1ポイント0.5円なので、年会費永年無料のエポスカードを申し込み発行するだけで5,000円相当のポイントとさらにエポスカード公式から2,000円相当のポイントが完全無料でもらえるのです。
もちろん、それらのポイントはANAのマイルなどへ交換することができます。
ぜひ、クレジットカードを申し込む際は「ポイントサイト」をご活用ください!
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勉強になったよ!