~本記事は、前回の記事の続きです~
なんで僕は貯金ができないんだろう...
本当にお疲れ様。
前回教えた節約術はちゃんと実践してる?
格安SIMに切り替えて、電力会社も見直して、
いらない保険は切り捨てて、
教えてもらったことは一通り全部やったよ!
でも、ついつい大好物の高級コオロギを買っちゃうんだ。
それが問題かもね。
じゃあ今回は、そんなタビケモノ君にぴったりの貯金術を教えるね。
1旅するための貯金術2選!
前回の記事でも軽くご紹介したように、今の時代「老後2,000万問題」がとても大きな問題となっています。
老後2,000万問題とは、年金だけではとても老後の生活を支えきれなくなってしまったがために、自分自身で老後資金を2,000万円は用意しておかなければならないというものです。
ただ、いくら老後資金のためだからと言って
「今」を楽しまないのはもったいない!
老後資金をしっかりと貯めながらも、旅行に行ったり「今」も楽しめる。
そんな生活を目指しませんか?
その生活に近づく第一歩「節約」について、前回の記事で解説しています。
まだ見ていない人は、ぜひ見てから本記事へ戻ってきていただけるととてもうれしく思います。
貯金術1:給与から強制天引き「先取貯金」始めよう!
「貯金したい」「貯金しないと」
心の中ではわかっているけれど、ついつい大切な貯金を後回しにしていませんか?
よくあるパターンが、
- 生活費が余ったら、最後に貯金する。
だけど、、、
- 給料日前にはお財布の中がすっからかん。
だから、貯金できない!
そんな方にピッタリな貯金法が、この「先取貯金」と呼ばれるもの。
先取貯金とは、給料を受け取ったその日のうちに一定金額を先に貯金するというものです。
先取貯金をすることにより、使う前に貯金ができ、
余ったお金で生活をせざるを得なくなります。
また、指定の日に自動的に引き落として入金してくれる、
自動入金サービスなどを利用すると、かなり便利に先取貯金を始めることができます!
SBI銀行やイオン銀行など、
大手ネット銀行であれば、ほとんどこの自動入金サービスがあると思うので、ぜひ活用してください。
おすすめは手取り収入の20%を先取貯金に回すことです。
手取り月収20万円の人ならば、4万円。
もちろんボーナスをもらったら、しっかりとボーナスの20%は先取貯金へ回すようにしましょうね。
貯金方法2:自分自身に消費税
日本では「消費税」というものを買うたびに罰金を支払わなければいけない制度があります。
また、物を買うたびにレシートにいくら消費税を支払ったか記載されています。
そのレシートに記載されていいる消費税額分を貯金に回す。
これが自分自身に消費税をかける貯金法です。
この方法の良いところは、無理なくどんどんと貯金できていく点。
物を多く買う=経済的余裕があるときは多く貯金でき、
物をあまり買わない=経済的余裕の少ないときはあまり物を買わないといったことが可能になります。
ただ、毎日消費税をいくら支払ったのか集計し
その都度貯金するのはめんどくさいため、長続きしない可能性が高いです。
長続きしないのは意味がないため、
毎日簡単な家計簿をつけ、すべての支出に消費税率(2019年12月時点で10%)をかけた金額を毎月貯金していくのはどうでしょうか。
2貯金する際のアドバイス
その1:まずは生活防衛資金を作るべし
まずは一番優先すべき目標として、普段の生活費×6か月分ほどの「生活防衛資金」
この生活防衛資金を用意することに全力を注ぎましょう。
例えば、普段生活費に15万円かかるひとであれば、15万円×6か月分で90万円の貯金が目標ですね。
また、生活防衛資金はいざというときにいつでも使えるように、
定期預金や投資信託など資金が拘束されるようなものには使わず、いつでも引き出せる「普通預金」に用意していおくのが良いでしょう。
僕にそんな大金貯金できるかな...
前回教えた節約術と、この貯金法を実践すれば
着実に生活防衛資金の貯金に近づいていくよ。
その2:金利が高い銀行に預けるべし
生活防衛資金などを預ける銀行はできるだけ金利の高い銀行を選ぶようにしましょう。
なぜなら、生活防衛資金は高額になることが多いです。
ほとんどの銀行が0.001%の年利です。
しかし。あおぞら銀行のBANK支店は0.2%の年利となっています。
100万円を1年間預けた場合、
0.001%の銀行と0.2%の銀行でと...
- 0.001%の銀行だと10円
- 0.2%の銀行だと2,000円
こんなにも多くの利息の差が生まれるのです。
貯金を預ける銀行を選ぶ際は、できるだけ年利の高い銀行を選ぶように心がけましょう。
その3:銀行口座は使い分けるべし
銀行口座は1つしかもっていない。
そんな方も多いのではないでしょうか。
しかし、それは大きな間違い。
最低でも3つは銀行口座を持つようにしましょう。
- 1つはメイン口座(受け取り/支払い用)
- 1つは生活防衛資金口座
- 1つは娯楽費口座
最低でもこの3つの銀行口座は用意しておくようにしましょう。
3貯金と娯楽の両立を!
給与受け取りや、家賃などの支払いは
メイン口座から。
金利の高いもう一つの銀行口座に生活防衛資金を。
この生活防衛資金用の口座のキャッシュカードは家のどこかに隠して置き、簡単には引き出せないようにしておくのがベストです。
そして、次に娯楽費の積み立て用の口座。
先取貯金や自分への消費税貯金をして余ったお金はこの口座へ入れておくようにしましょう。
そして旅行などの娯楽へ使う費用は、この口座にあるお金の範囲内に抑える。
これを徹底して行っていけば、貯金をしっかりしながらも旅行などの娯楽もしっかりと楽しめるようになるのです。
僕もこの方法を使って、しっかりと旅行しながらも旅行に行けるようにがんばろっと!